Airペイ(エアペイ)は、iPadやiPhoneがあれば初期費用無料で始められます。
そこで、Airペイは、解約する際「送付されたカードリーダーは返却が必要なのか?」、「カードリーダーは返却不要で持っていて良いのか?」気になりますよね。
- カードリーダーはレンタルだから必ず返却が必要。
- キャンペーンで送付されたiPadもレンタルだから返却が必要。
- カードリーダーやiPadを返却しないと代金を請求される。
- 店舗で購入したiPadやプリンターは返却が不要。

カードリーダーはレンタルなので返却が必須ですし、キャンペーンで入手したiPadもレンタルなので返却が必要です。
Airペイに申し込み、送付されてきた機器に関しては、すべて返却しなければいけません。
この記事では、Airペイ解約時のカードリーダーやキャンペーンで入手したiPadの返却義務の有無、正しい返却方法、解約手続きの流れまで詳しく解説します。


Airペイ(エアペイ)解約時の端末返却は貸与の場合のみ必要


Airペイを解約する際、お使いの端末をすべて返却する必要があるのか不安に思う方も多いでしょう。



結論から言うと、Airペイ解約時に返却が必要なのは「Airペイから無償で貸与された機器のみ」です。
ご自身で購入したiPadや周辺機器の返却は一切不要です。
返却の要否は、端末の入手方法によって決まります。具体的には以下の通りです。
端末の種類 | 入手方法 | 返却の要否 |
---|---|---|
カードリーダー | Airペイ申し込み時 に無償貸与 | 必要 |
iPad | キャッシュレス導入0円 キャンペーンで入手 | 必要 |
iPad | 自分で購入し、 用意したもの | 不要 |
レシートプリンター などの周辺機器 | 自分で購入し、 用意したもの | 不要 |
返却義務があるのは、基本的にAirペイから借りている「カードリーダー」と「iPad」の2点のみです。
店舗側で購入して準備した機器以外は、すべてAirペイ解約時に返却する必要があります。
カードリーダーは貸与なので返却が必要
Airペイを申し込むと無償で送られてくるカードリーダーは購入ではなく、Airペイからの貸与品(レンタル品)です。



そのため、Airペイを解約する際には必ず返却しなければなりません。
解約手続きを進めると、株式会社リクルートからカードリーダーの返却キットが送付されますので、それに従って返却手続きを行いましょう。
iPadはキャンペーン利用時のみ返却が必要
Airペイで利用するiPadについては、ご自身で購入したものや、すでにお持ちだったものを使用していた場合、返却の必要は一切ありません。
解約後もそのままお手元で使い続けることができます。
ただ、過去に実施されていた「iPadが無料となるキャッシュレス導入0円キャンペーン」などを利用してAirペイからiPadを無償で借りた場合に限り、返却が必要です。



このキャンペーンで提供されるiPadもカードリーダーと同様に「貸与品」扱いとなるためです。
まずはご自身のiPadがどこから入手したものかを確認することが重要です。
キャンペーンを利用した覚えがない場合は、返却の心配は不要です。


Airペイ(エアペイ)解約による端末ごとの返却ルール


Airペイを解約する際、端末を返却する必要性については、「貸与品」か「購入品」かで決まります。
特に「カードリーダー」と「キャンペーンで入手したiPad」は返却ルールがあるため、注意が必要です。
カードリーダーはレンタルなので返却が必要
Airペイ申し込み後に送られてくるカードリーダーは、購入したものではなく、株式会社リクルートから「無償貸与」されているレンタル品です。
所有権はリクルートにあるため、Airペイを解約する際には必ず返却しなければなりません。



解約手続きを進めると、カードリーダーの返却キットが送付されるので、指示に従って返却手続きを行いましょう。
万が一、返却しなかったり、紛失・破損してしまったりした場合は、損害金を請求される可能性もあるため、解約後は速やかに返却手続きを進めましょう。
返却が必要なカードリーダーの詳細は以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
対象端末 | Airペイの利用に際して貸与されたカードリーダー |
返却義務 | あり(無償貸与品のため) |
返却方法 | 解約手続き後に返却キットが送付されるので、指示に従って返却する |
注意点 | 紛失・破損時には損害金が発生する可能性あり |
解約したからといってカードリーダーを雑に扱わず、丁寧に梱包して返却しましょう。
キャッシュレス0円導入キャンペーンで借りたiPadの返却
Airペイでは、新規加盟店向けにiPadが無料で貸与される「0円スタートキャンペーン」を定期的に実施しています。
iPadはレンタルなので返却が必要になる
キャンペーンを利用して手元に届いたiPadはレンタルなので、解約時には返却が必要です。
ご自身でiPadを準備していないのであれば返却不要ですが、カードリーダーと同様に返却が必要です。
また、iPadを返却する際は、データを残してはいけないので、必ず初期化して返却しましょう。
iPadの返却先と返却方法
解約手続きを行うと機器の返却キットが送付されてくるので、梱包して返却手続きを行います。



案内に記載された返却先に、送料利用者負担(元払い)で、レンタルしていたiPadを返却します。
返却する際は、iPad本体だけでなく、充電ケーブル、ACアダプタといった付属品もすべて梱包しましょう。
付属品が欠けていると、追加費用を請求される可能性があります。
iPad返却時の注意点と初期化の方法
iPadを返却する前には、個人情報保護と次の利用者のために、必ず以下の対応を行ってください。
iPadを返却する際の注意点
- データのバックアップ
必要なデータ(写真、書類など)は、iCloudやPCにバックアップを取っておきましょう。
- 「iPadを探す」をオフにする
この機能がオンのままだと、iPadにアクティベーションロックがかかり、リクルート側で初期化できなくなります。「設定」アプリ > [自分の名前] > 「探す」 > 「iPadを探す」をオフにしてください。
- iPadの初期化
すべてのデータと設定を消去し、工場出荷状態に戻します。
iPadの初期化は、以下の手順で行います。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「一般」をタップします。
- 「転送またはiPadをリセット」をタップします。
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップし、画面の指示に従って操作を完了させます。
初期化を行う前に、必要なデータなどは事前にバックアップしておきましょう。
自分で購入したiPadや周辺機器の返却は当然不要
キャンペーンを利用せず、ご自身でApple Storeや家電量販店などで購入したiPadやiPhoneは、当然ながら返却する必要はありません。
これらはご自身の所有物ですので、解約後もそのまま使い続けることができます。
同様に、Airペイで利用するために別途購入した以下の周辺機器も返却は不要です。
返却する必要がない機器の例
- レシートプリンター(セイコーインスツル製 RP-F10、スター精密製 mPOPなど)
- キャッシュドロア
- その他、ご自身で購入したスタンドやケーブル類



これらの機器は、他社のキャッシュレス決済サービスが対応していれば、そのまま流用できる可能性があります。
なので、事前に乗り換え先のサービスで、手持ちの周辺機器が利用可能か確認しておくと安心です。


Airペイ(エアペイ)を解約する際の手続きと流れ


Airペイの解約はオンラインで完結しますが、いくつか事前に確認しておくべきポイントがあります。
Airペイ解約前に確認すべき3つの注意点
Airペイの解約手続きを始める前に、必ず以下の3つの点を確認しておきましょう。
特に、AirIDで連携している他のサービスや、売上データの扱いは重要です。
AirIDとの連携サービスは利用可能
Airペイを解約しても、AirID(リクルートID)自体は削除されません。



そのため、AirレジやAirウェイト、Airリザーブといった他のシリーズのサービスは引き続き利用可能です。
もしAirIDごと退会してしまうと、これらの連携サービスもすべて使えなくなるため、Airペイのみを解約したい場合は、AirIDの退会手続きと間違えないように注意しましょう。
解約申請後の最終売上金の振込を確認する
解約申請後も、未振込の売上金は規定のスケジュール通りに振り込まれます。
最後の売上が入金されるまでは、登録している振込先口座を解約・変更しないようにしてください。
最後の取引日から入金日までの期間を考慮しておきましょう。
売上データ・取引履歴の保存する
Airペイを解約すると、加盟店向けの管理画面にログインできなくなります。



確定申告などで必要になる売上データや取引履歴は、解約手続きの前に必ずご自身でダウンロードして保存しておく必要があります。
データはCSV形式でダウンロードできるため、忘れずにバックアップを取りましょう。
Airペイの具体的な解約手順
Airペイの解約は、電話や店舗では受け付けていません。
必ずオンラインの「お問い合わせフォーム」から申請する必要があります。手順は以下の通りです。
- まず、Airペイ公式サイトの解約依頼ページから、Airペイ解約申請を行います。
- メールアドレス、ご担当者氏名、登録電話番号、加盟店番号、店舗番号、AirIDを入力します。
- 解約情報詳細で「解約する理由」を選択します。
- 入力内容に間違いがないかを確認し、フォームを送信します。
- 後日、Airペイのサポートデスクから手続きに関する案内メールが届きます。
- メールの内容に従って手続きを進め、数営業日以内に連絡があります。
解約手続きに関する情報は、以下のページで詳しく紹介しています。


Airペイ解約時にiPadを返却する手順
iPad、カードリーダーの返却のために、回収キットをお送りいたします。



回収キットは解約処理後に手配されるので、手元に届くまで時間がかかってしまいます。
ご返却の際、iPadは初期化いただきますようお願いいたします。


Airペイ(エアペイ)解約と端末返却に関するよくある質問


ここでは、Airペイの解約や端末の返却に関して、特に多く寄せられる質問にお答えします。解約手続きを進める前に、最終確認としてぜひご一読ください。
カードリーダーも貸与だから返却は必要なの?
Airペイで使用するカードリーダーは、無償で貸与されている機器のため、解約時には必ず返却が必要です。



このカードリーダーはリクルート社の所有物であり、加盟店(利用者)のものではありません。
解約手続き完了後、リクルート社から返却キットが送られてくるので、案内に従って返却を進めましょう。
もし返却しない場合や、紛失・破損してしまった場合には、本体代金が請求される可能性があります。
Airペイを解約した後に再契約はできる?
Airペイを一度解約した後でも、再度申し込むこと(再契約)は可能です。
ただ、再契約時にも新規契約と同様に審査が行われます。
過去の利用状況などによっては、審査に通らない可能性もゼロではありません。



また、以前利用していたアカウントの売上データや顧客情報などを引き継げず、全く新しいアカウントとしてスタートすることになります。
キャンペーンなども、再契約時には適用対象外となるケースが多いため、特別な理由がない限り、安易な解約は避けて慎重に検討することをおすすめします。


まとめ(Airペイ(エアペイ)解約後カードリーダーやiPadは返却必須)
Airペイ(エアペイ)解約後の端末返却について、詳しく解説してきました。
- カードリーダーはレンタルだから必ず返却が必要。
- キャンペーンで送付されたiPadもレンタルだから返却が必要。
- カードリーダーやiPadを返却しないと代金を請求される。
- 店舗で購入したiPadやプリンターは返却が不要。



無償で貸与されているカードリーダーはレンタル品のため、必ず返却が必要であることです。
一方で、キャンペーンで入手したiPadも貸与(レンタル)品のため、解約時には返却しなければいけません。
ただ、ご自身で購入したiPadや周辺機器の返却は不要です。
そのほか、解約金や違約金は一切かからないため、安心して手続きを進めることができます。