Airペイ(エアペイ)を利用するには、サービスにログインするためのアカウントを作成します。
そこで、Airペイアカウントである「マーチャントIDとは何なのか?」、「AirIDとマーチャントIDは何が違うのか?」気になるところですよね。
- マーチャントIDはAirペイ QRのアカウント。
- Airペイで登録・作成するアカウントはAirID。
- Airペイ QRだけ申込むとマーチャントIDが発行される。
- AirペイとAirペイ QR同時に申込むとAirIDが発行される。
Airペイの申込で作成するのはAirID、Airペイ QRだけ申込むのに作成するのはマーチャントIDです。
AirペイやAirペイ QRへの申し込み方によって、作成するアカウントの種類が違うと言うことです。
AirペイとAirペイ QRを同時に申し込む場合、どちらもAirIDを使って決済を行います。
Airペイは導入しないで、QRコード決済だけ導入する場合、マーチャントIDがアカウントになります。
なので、AirペイとAirペイ QRを一緒に申し込むなら、マーチャントIDを意識する必要はありません。
Airペイ(エアペイ)のAirIDとマーチャントIDの違い
Airペイ(エアペイ)アカウントであるAirIDと、マーチャントIDの違いを解説していきましょう。
AirIDとマーチャントIDの違いとは
AirIDとマーチャントIDは、Airペイの申し込み方法によって違いが出てきます。
AirIDとマーチャントIDの仕組み
- AirID:AirペイとAirペイ QRを一緒に申し込む。
- AirID:Airペイだけで申込む。
- マーチャントID:Airペイ QRだけで申し込む。
なので、Airペイ QRだけ申し込んだ場合、ログイン時はマーチャントIDを使うことになります。
AirIDはクレジットカードと電子マネー両方使える
キッシュレス決済を導入する際、AirペイとAirペイ QRの両方に申し込んだ場合、AirIDが発行されます。
Airペイだけ申し込んだ場合も、AirIDが発行されます。
どちらのサービスを利用する場合も、AirIDでログインすることになります。
マーチャントIDは電子マネー決済しか使えない
一方、Airペイ QR決済だけ申し込む場合、マーチャントIDが発行されます。
なので、ログイン時はマーチャントIDとパスワードを使います。
最初にAirペイ QRだけ導入し、後からAirペイを導入すると、AirIDとマーチャントIDどちらも発行されることになります。
マーチャントIDとAirIDは、どちらもAirペイのサービスを利用するためのアカウントです。
ですが、それぞれのサービスへの申し込み方によって、使用するアカウントが違うというになります。
Airペイ(エアペイ) QRにおけるマーチャントIDの仕組み
Airペイ(エアペイ)のアカウントであるマーチャントIDの仕組みを、詳しく解説していきましょう。
マーチャントIDはAirペイ QRのアカウント
マーチャントIDとは、Airペイ(エアペイ) QRを利用するためのアカウントです。
マーチャントIDは、Airペイ QR決済サービスだけ申し込んだ場合に、発行されるアカウントです。
マーチャントとは、企業または個人事業主のことを表しているので、Airペイと契約する個人や法人のことを意味しています。
ただ、Airペイ QR(QRコード決済)とAirペイ(カードリーダー決済)一緒に申し込むと、AirIDが発行されます。
マーチャントIDはAirペイ QR審査終了後に発行
マーチャントIDは、Airペイ QR決済サービスだけに申し込んだ場合に発行されます。
マーチャントIDは、AirIDのようにメールアドレスや任意のIDを自分で設定することはありません。
なので、Airペイ QR決済サービスに申し込む際は、AirIDがなくても申し込めるということですね。
Airペイ QR のマーチャントID発行までの流れ
Airペイ QRで利用するマーチャントIDが発行されるまでの流れを解説します。
マーチャントIDは、以下の流れで発行されます。
マーチャントID発行までの流れ
- オンライン申し込み。
- 必要書類の送信と申込書の同意。
- Airペイ QRの審査。
- 利用開始(マーチャントIDとパスワード発行)
では、それぞれのステップをひとつずつ解説していきましょう。
オンライン申し込み
まず、Airペイ QR公式ページよりオンラインで申し込みを行います。
必要書類の送信と申込書の同意
Airペイ QR公式ページで申込情報を入力すると、必要書類を提出するためのメールが届きます。
必要書類は、届いたメールに必要書類を添付して返信します。
提出した書類に不備がなければ、WEB上で申込書が確認できる画面が案内されます。
申込書に記載されている、各規約類、注意事項、契約条件など確認し、問題がなければ同意して申し込み完了です。
Airペイ QRの審査
申し込み完了後に審査が開始され、10営業日前後で担当者のメールアドレス宛に結果が届きます。
審査に関しては、株式会社リクルートが委託している「イーコンテクスト及び決済サービス提供会社」が行なっています。
利用開始(マーチャントIDとパスワード発行)
Airペイ QRの審査に通過すると、5営業日前後でマーチャントIDとパスワードが発行されます。
後は、Airペイ QRアプリをiPhoneやiPadにインストールしてログインすれば、利用を開始することができます。
Airペイ(エアペイ)アカウントにおけるAirIDの仕組み
Airペイ(エアペイ)のアカウント「AirID」の仕組みを解説していきましょう。
AirペイアカウントのAirIDとは
AirIDは、リクルートが提供する様々な業務や経営支援サービスを利用できるアカウントIDです。
AirIDの作成は無料です。
Airペイを導入するには、アカウントとなるAirIDを作成する必要があります。
AirペイとAirペイ QRを同時に申し込む
AirペイとAirペイ QRを両方同時に申し込むと、アカウントとしてAirIDが発行されます。
どちらのサービスも導入する場合、アカウントは共通でAirIDを使うことになります。
Airペイ(カードリーダー決済)だけ申し込む
Airペイ(カードリーダー決済)だけ申し込む場合も、アカウントはAirIDが発行されます。
Airペイだけ導入すると、アカウントはAirIDを使うことになります。
ただ、Airペイ QRだけ利用したい場合は、AirIDを作成する必要がなく、申し込みをするだけでアカウント(マーチャントID)を発行してもらえます。
AirIDで利用できるAirサービスの種類
AirIDで利用できるAirサービスは、以下のように多くの種類が提供されています。
AirIDで利用できるサービス
- Airレジ オーダー。
- Airペイ ポイント。
- Airペイ QR。
- Airペイ。
- Airレジ。
- Airウェイト。
- Airリザーブ。
- Airシフト。
- Airメイト。
- Airカード。
- Airワーク 採用管理。
- Airキャッシュ。
- Airインボイス。
- おみせのでんき。
- Airマーケット。
- レストランボード。
- ペットサロンボード。
- カンタンWeb集客 by Airレジ。
Airペイを導入してお店が軌道に乗れば、他のAirサービスを導入して連携させて、お店のサービスを向上することができます。
さらに、お店の業務が効率的に行うことができますし、コスト削減につなげることもできますよね。
AirIDはユーザーや店舗を管理できる
AirIDは、ユーザー管理や複数店舗管理できる機能があります。
ユーザー管理
1つの店舗に複数のAirIDを追加してユーザー管理ができます。
ユーザー管理とは、1つの店舗に対して必要なユーザーを追加したり、ユーザーに権限を付与したりすることができる機能です。
例えば、1つの店舗に対して「店長のAirID」と「スタッフのAirID」というように、2つのAirIDを登録できるということです。
ユーザー数は、最大1000まで追加することができます。
複数店舗管理
複数の店舗があるお店には、Airペイカードリーダーがそれぞれひとつずつ設置することができます。
AirIDは、複数店舗に対してどちらにも追加することができます。
もちろん、B店舗に対してもうひとつAirIDを追加することもできます。
ですが、A店舗とB店舗のオーナーであれば、どちらの店舗にもオーナーのAirIDを追加して管理できます。
Airペイ(エアペイ)でマーチャントIDを利用する際の注意点
Airペイ(エアペイ)のマーチャントIDを利用する際の注意点を解説していきましょう。
マーチャントIDはAirペイ QRのみ申込で発行される
マーチャントIDは、Airペイ QRを単独で申し込んだ時に発行されるアカウントです。
AirペイカードリーダーとAirペイ QR両方とも同時に申し込んだ場合、マーチャントIDは発行されません。
マーチャントIDの代わりにAirIDが発行されるので、AirペイとAirペイ QRどちらもAirIDで操作することになります。
マーチャントIDは任意IDやメールアドレスではない
マーチャントIDは、任意でマーチャントIDを決めたり、メールアドレスがマーチャントIDになることはありません。
Airペイ QR審査終了後に、メールでマーチャントIDとパスワードが発行されるので、ご自身で作成することはありません。
マーチャントIDは、Aから始まる22文字のIDとなっているので、そうでなければAirIDということになります。
Airペイ QRにログインするのを6回間違えるとアカウントがロックされてしまうので、マーチャントIDとAirIDを間違えないように気をつけましょう。
まとめ(マーチャントIDはAirペイ(エアペイ) QRのアカウント)
Airペイ(エアペイ)のマーチャントIDとAirIDの違いについて解説してきました。
- マーチャントIDはAirペイ QRを使う時のアカウント。
- AirIDはAirペイを使う時のアカウント。
- AirペイとAirペイ QR同時申込だと、どちらもAirIDで使う。
- Airペイ QRだけに申込むとマーチャントIDが発行される。
AirペイとAirペイ QRを同時申込みだとAirIDが発行され、Airペイ QRのみ申込だとマーチャントIDが発行されます。
どちらもAirペイのサービスを利用するためのアカウントですが、申し込みのやり方で発行されるIDが違ってくるということです。
AirIDは「任意のID」または「メールアドレス」で作成され、マーチャントIDは「Aから始まる22文字のID」が発行されます。
AirペイとAirペイ QRを別々に申し込むと、それぞれ別々のアカウントを管理しないといけません。
なので、Airペイを導入する際は、AirペイだけでなくQRコード決済ができるAirペイ QRも一緒に申し込んでおくのがおすすめです。
この機会に、Airペイでキャッシュレス決済ができるお店をスタートさせましょう!