Airペイ(エアペイ)は、iPad(iPhone)とカードリーダー、ネット環境があれば導入ができます。
そこで、Airペイは「iPad(iPhone)のスペックはどれくらい必要なのか?」、「ネット環境は固定回線がないとダメなのか?」など、気になるところですよね。
- iPad(iPhone)は、バージョン16.x以降に対応。
- ブラウザは、Google Chrome、Microsoft Edge、Safariに対応。
- ネット環境は、Wi-Fi、携帯電話回線4G / LTE、5Gに対応。
iPad(iPhone)は、iPadOS(iOS)が16.0以降、ネット環境は携帯電話回線や固定回線によるWi-Fiがあれば大丈夫です。
パソコンでAirペイ管理画面やAirペイ QR店舗管理画面を使う場合、Google ChromeやSafari、Microsoft Edgeといったブラウザが使えます。
ただ、Airペイ管理画面などは、iPadのブラウザでも使えるので、パソコンがなくても問題はありません。
なので、Airペイの推奨する動作環境は、最新のiPad(iPhone)じゃなくても大丈夫ということです。
Airペイ(エアペイ)を導入するのに推奨される動作環境
Airペイ(エアペイ)が推奨している動作環境について解説していきましょう。
Airペイ(Airペイ QR)アプリの動作環境
Airペイ・Airペイ QRアプリの動作環境を解説していきます。
決済方法 | Airペイアプリ 動作環境 |
---|---|
iOS(iPadOS) | 16.0以降 |
カードリーダーの配送時期 に関するお問い合わせ | 145.6MB |
価格 | 無料 |
Airペイ・Airペイ QRアプリは、どちらもOSが16.0以降のiPhoneやiPadで動作します。
iPhoneやiPadのOSバージョンが16.0以上にアップデートできない機種だと、Airペイが使えないということです。
ただ、iPhoneやiPadは、かなり前の機種でも16.0以降にアップデートできるので、最新機種じゃなくても大丈夫です。
Airペイ管理画面(Airペイ QR店舗管理画面)の動作環境
Airペイ管理画面やAirペイ QR店舗管理画面は、Google Chromeなどのブラウザ上で動作します。
各管理画面は、Google ChromeやSafari、Microsoft edgeいずれかのブラウザで動作します。
なので、パソコンだけでなくiPadでもブラウザで各管理画面を表示し、ログインして操作できます。
Airペイ(エアペイ)の動作環境で使える機器やネットワーク
Airペイ(エアペイ)推奨の動作環境で使える機器やネットワークについて解説していきましょう。
Airペイ動作環境に対応するiPad(iPhone)
Airペイ・Airペイ QRアプリは、AppleのiOS・iPadOSでのみ動作します。
Airペイは、Android端末は対応していないので、導入する際には注意が必要です。
Airペイ・Airペイ QRアプリ対応のiPad
では、Airペイ・Airペイ QRアプリに対応するiPadの機種を見ていきましょう。
機種名 | 対応OS | Airペイ | Airペイ QR |
---|---|---|---|
iPad Air (第3〜5世代) | iPadOS 16.x 〜 iPadOS 18.x | ||
iPad (第5世代) | iPadOS 16.x | ||
iPad (第6世代) | iPadOS 16.x、 iPadOS 17.x | ||
iPad (第7〜10世代) | iPadOS 16.x 〜 iPadOS 18.x | ||
iPad mini (第5〜6世代) | iPadOS 16.x 〜 iPadOS 18.x | ||
iPad Pro 9.7インチ iPad Pro 12.9インチ (第1世代) | iPadOS 16.x | ||
iPad Pro 10.5インチ iPad Pro 12.9インチ (第2世代) | iPadOS 16.x、 iPadOS 17.x | ||
iPad Pro 11インチ (第1世代) iPad Pro 11インチ (第2世代) iPad Pro 11インチ (第3世代) iPad Pro 11インチ (第4世代) iPad Pro 12.9インチ (第3世代) iPad Pro 12.9インチ (第4世代) iPad Pro 12.9インチ (第5世代) iPad Pro 12.9インチ (第6世代) | iPadOS 16.x 〜 iPadOS 18.x |
上の表を見てもわかるように、iPasOSのバージョンが16.0以降の機種は結構あります。
Airペイがキャンペーン中で、iPadが無料でレンタルできる時は、iPad第6世代くらいの機種が送られてきます。
もし、iPadをお店で用意するのであれば、2世代くらい前の機種がおすすめです。
次のiPadOSが提供されることで、サポート対象外になりそうなiPadは避けるようにしましょう。
Airペイ・Airペイ QRアプリ対応のiPhone
次に、Airペイ・Airペイ QRアプリに対応するiPhoneの機種を見ていきましょう。
機種名 | 対応OS | Airペイ | Airペイ タッチ | Airペイ QR |
---|---|---|---|---|
iPhone SE (第2、3世代) | iOS 16.x 〜 iOS 18.x | iOS 17.4以上※ | ||
iPhone 8 iPhone 8 plus iPhone X | iOS 16.x | |||
iPhone XS iPhone XS Max iPhone XR iPhone 11 iPhone 11 Pro iPhone 11 Pro Max iPhone 12 iPhone 12 mini iPhone 12 Pro iPhone 12 Pro Max iPhone 13 iPhone 13 mini iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max iPhone 14 iPhone 14 Plus iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max | iOS 16.x 〜 iOS 18.x | iOS 17.4以上※ | ||
iPhone 15 iPhone 15 Plus iPhone 15 Pro iPhone 15 Pro Max | iOS 17.x、 iOS 18.x | iOS 17.4以上※ |
iPhoneだと画面が小さいと感じるかもしれませんが、Airペイで決済を行うには問題ありません。
最近のiPhoneは6インチ以上の画面が多いので、AirペイやAirペイ QRアプリを使いこなせるでしょう。
iPadと同様に、iPhoneを使う場合は、サポート対象から外れてしまいそうなiPhone(iPhone 6sやiPhone SE第1世代)は避けるのがおすすめです。
Airペイ動作環境に対応するインターネット環境
Airペイで決済を行うには、インターネットに接続していることが条件です。
Airペイのインターネット接続方法は、図のようにの3つ方法があります。
Airペイの動作が安定するのは、固定回線によるWi-Fi環境で、Airペイが推奨しているネット環境です。
ただ、携帯電話回線やテザリングでも、問題なくAirペイを使うことができます。
Wi-Fi環境(固定インターネット回線)
1つ目は、インターネットの固定回線により、お店にWi-Fi環境を用意してAirペイを利用する方法です。
Airペイは、この固定回線によるWi-Fi環境を推奨しています。
その理由は、固定回線によるWi-Fi環境が、他の接続方法と比べてインターネット接続が安定しているからです。
ただ、お店にインターネット回線を用意するとなると、時間や手間がかかってくるので、Airペイ導入まで少し時間がかかりますね。
携帯電話回線4G / LTE、5G(テザリング)
2つ目は、iPad(iPhone)をdocomo・au・SoftBankなどと契約し、携帯電話回線を使って利用する方法です。
お店に固定回線がなくても、iPhoneやiPadだけでインターネット接続できるので、Wi-Fiルーターなどの機器が必要ありません。
また、何らかのイベントなどで屋外でAirペイを使いたい場合も、インターネット回線を気にせず使えますね。
Wi-Fi環境(テザリング・ポケットWi-Fi)
3つ目は、ポケットWi-Fiなどモバイルルーターやテザリング機能を使って、Airペイを利用する方法です。
モバイルルーターは、スマホのように契約すれば、Wi-Fiルーターとして使うことができます。
また、お持ちのスマホをルーター代わりにできるテザリング機能を使えば、Airペイをインターネット接続できます。
Airペイの動作環境に対応するパソコン
Airペイ管理画面やAirペイ QR管理画面は、ブラウザ上で動作するので、パソコンで利用ができます。
パソコンの場合、WindowsでもMacでもどちらでも大丈夫で、OSのバージョンなどは特に決まりはありません。
セキュリティ上、パソコンのOSもサポート対象で、かつ最新版にアップデートしておきましょう。
ただ、Airペイ管理画面やAirペイ QR管理画面は、iPadのブラウザ(SafariやChromeなど)でも動作します。
なので、パソコンがなくても、iPadで問題はありません。
Airペイ(エアペイ)の動作環境において注意するポイント
Airペイ(エアペイ)の動作環境において注意するポイントを解説していきましょう。
iPhoneやiPadのOSは少し様子を見る
iPhoneやiPadは、年に1回新しいOSが提供されることが多いです。
ただ、最初の頃は、使用するアプリによってトラブルが発生することが結構あります。
新しいOSのバージョン提供されてすぐはトラブルの可能性があります。
なので、新しいOSが提供されても、少し様子を見てから最新にアップデートしましょう。
カードリーダーのバージョンは最新にしておく
Airペイカードリーダーは、アップデートがあるとiPhoneやiPadに通知されます。
アップデートは、不具合やトラブルを改善する可能性もあるので、早めにやっておくようにしましょう。
公衆無線LANやフリーWi-Fiで使用してはいけない
Airペイを使うのにインターネット環境は必須です。
ですが、公衆無線LANやフリーWi-Fiのように、いつでも誰でも使用できる環境はセキュリティ上リスクが高いです。
お客様のクレジットカード情報や個人情報を扱うので、公衆無線LANやフリーWi-FiでAirペイは使えません。
まとめ(Airペイ(エアペイ)を正常に使うための動作環境)
Airペイ(エアペイ)で推奨される動作環境について解説してきました。
Airペイを導入するのに、iPad(iPhone)、カードリーダー、インターネット環境の3つが必要です。
- iPad(iPhone)のOSは、バージョン16.x以降の端末が必要。
- ブラウザは、Google Chrome、Microsoft Edge、Safari。
- ネット環境は、Wi-Fi、携帯電話回線、テザリングが使える。
iPadやカードリーダーは、キャンペーン中なら無料レンタルできるので、インターネット回線さえ用意できれば大丈夫です。
また、iPad(iPhone)をお店で用意する場合は、最新モデルである必要はないので、少し前の機種を中古で用意するのもありですね。
初期費用をかけずにキャッシュレス決済が導入できるので、お得にAirペイを始めてみましょう!