Airレジ(エアレジ)は、iPadやスマホで誰でも簡単に使える無料のPOSレジアプリです。
そこで、Airレジは「導入する際に必要なのはiPadだけなのか?」、「iPad以外に必要なものは何かあるのか?」気になるところですよね。
- Airレジは最低限iPad(iPhone)とネット環境で導入可能。
- キャッシュドロアやレシートプリンターは任意。
- スモールビジネスなら最小限の機器だけで導入可能。
- お店の業種によって必要な機器だけ準備すればOK。

Airレジは、お持ちのiPadかiPhoneとインターネット環境があれば、月額費用0円ですぐに始められます。
Airレジは、無料で利用できるPOSレジアプリなので、ネット環境とiPad(iPhone)があれば大丈夫です。
もちろん、キャッシュドロアやレシートプリンターなど、お店によっては準備する必要があります。
ですが、Airレジはランニングコストもかからないので、安心して導入して使っていけます。


Airレジを導入するのに最低限必要なもの


Airレジ(エアレジ)を始めるために最低限必要なものは、たったの3つだけです。
すでにお持ちのものを活用すれば、費用をかけずにスタートすることも可能です。
必要なもの①iPadまたはiPhone
Airレジは、iPadまたはiPhoneで利用するPOSレジアプリです。
そのため、専用のレジ端末は不要で、これらのiOSデバイスがレジ本体の代わりとなります。



すでにお持ちの端末を使えるため、初期費用を抑えることが可能です。
なお、Androidのスマートフォンやタブレットでは利用できないため、必ずApple製品を用意しましょう。
対応機種とバージョンの確認方法
Airレジを利用するには、アプリが対応している機種とOSバージョンである必要があります。
古いモデルやOSバージョンではアプリをインストールできない、または正常に動作しない可能性があるため、導入前に必ず確認しましょう。



具体的な対応機種や推奨環境は、アップデートによって変更されることがあります。
対応するiPadやiPhoneは、以下の表のとおりです。
Airペイに対応するiPadの機種
機種名 | 対応OS | Airペイ | Airペイ QR | Air レジ |
---|---|---|---|---|
iPad(第6世代) iPad Pro 10.5インチ iPad Pro 12.9インチ (第2世代) | iPadOS 17.x | |||
iPad Air (第3〜5世代) | iPadOS 17.x 〜 iPadOS 18.x | |||
iPad (第7〜10世代) | iPadOS 17.x 〜 iPadOS 18.x | |||
iPad mini (第5〜6世代) | iPadOS 17.x 〜 iPadOS 18.x | |||
iPad Pro 11インチ (第1世代) iPad Pro 11インチ (第2世代) iPad Pro 11インチ (第3世代) iPad Pro 11インチ (第4世代) iPad Pro 12.9インチ (第3世代) iPad Pro 12.9インチ (第4世代) iPad Pro 12.9インチ (第5世代) iPad Pro 12.9インチ (第6世代) | iPadOS 17.x 〜 iPadOS 18.x | |||
iPad Air 11インチ(M2) iPad Air 13インチ(M2) iPad Pro 11インチ(M4) iPad Pro 13インチ(M4) | iPadOS 17.x 〜 iPadOS 18.x | |||
iPad mini(A17 Pro) iPad(A16) iPad Air 13インチ(M3) | iPadOS 18.x |
Airペイに対応するiPhoneの機種
機種名 | 対応OS | Airペイ | Airペイ タッチ | Airペイ QR | Airレジ |
---|---|---|---|---|---|
iPhone SE (第2、3世代) | iOS 17.x 〜 iOS 18.x | iOS 17.4以上※ | |||
iPhone XS iPhone XS Max iPhone XR | iOS 17.x 〜 iOS 18.x | iOS 17.4以上※ | |||
iPhone 11 iPhone 11 Pro iPhone 11 Pro Max | iOS 17.x 〜 iOS 18.x | iOS 17.4以上※ | |||
iPhone 12 iPhone 12 mini iPhone 12 Pro iPhone 12 Pro Max | iOS 17.x 〜 iOS 18.x | iOS 17.4以上※ | |||
iPhone 13 iPhone 13 mini iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max | iOS 17.x 〜 iOS 18.x | iOS 17.4以上※ | |||
iPhone 14 iPhone 14 Plus iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max | iOS 17.x 〜 iOS 18.x | iOS 17.4以上※ | |||
iPhone 15 iPhone 15 Plus iPhone 15 Pro iPhone 15 Pro Max | iOS 17.x 〜 iOS 18.x | iOS 17.4以上※ | |||
iPhone 16 iPhone 16 Plus iPhone 16 Pro iPhone 16 Pro Max iPhone 16e | iOS 18.x |



お持ちのiPadやiPhoneのOSバージョンは、「設定」アプリから「一般」>「情報」と進むと確認できます。
バージョンが古い場合は、「ソフトウェア・アップデート」から最新版に更新してください。
中古のiPadを選ぶ際の注意点
初期費用をさらに抑えるために、中古のiPadの購入を検討する方も多いでしょう。
中古品を選ぶ際は、以下のポイントに注意して、店舗での利用に支障が出ないモデルを選びましょう。
- 対応OSにアップデート可能か
モデルが古すぎると最新のiPadOSにアップデートできず、Airレジアプリが利用できません。
購入前にモデル名から対応OSを必ず確認してください。 - バッテリーの消耗度
営業中にバッテリー切れにならないよう、バッテリーの最大容量が極端に低くないか確認しましょう。
基本的には電源に接続して使用しますが、災害時や一時的な移動を考慮すると、ある程度バッテリーが持つ個体が安心です。 - 画面サイズ
Airレジは画面が大きい方が格段に操作しやすくなります。
商品の登録数が多い店舗や、スタッフの年齢層が高い場合は、画面が見やすい9.7インチ以上のモデルがおすすめです。
設置スペースが限られる場合は、iPad miniも選択肢になります。 - Wi-Fiモデルで十分
店舗にWi-Fi環境があれば、通信費のかからない「Wi-Fiモデル」で問題ありません。
キッチンカーやイベント出店など、屋外で利用する機会が多い場合は、「Wi-Fi + Cellularモデル」を検討しましょう。
必要なもの②Airレジ アプリ
ハードウェアであるiPadやiPhoneがあっても、AirレジアプリがなければPOSレジとして機能しません。
Airレジのアプリは、Appleの公式アプリストアである「App Store」から誰でも無料でダウンロードできます。



iPadまたはiPhoneで「App Store」を開き、「Airレジ」と入力して検索すれば、簡単に見つけることができます。
「入手」ボタンをタップして、インストールを完了させましょう。
アプリのダウンロード自体に料金は一切かかりません。
必要なもの③インターネット環境(Wi-Fi)
Airレジは、売上データなどをインターネット上のサーバーで管理する「クラウド型POSレジ」です。
そのため、安定したインターネット接続環境が必須となります。



店舗には、光回線などを利用した固定のWi-Fi環境を整備することを推奨します。
安定した通信環境は、会計処理をスムーズに行うだけでなく、キャッシュレス決済の連携や売上データの正確な同期に不可欠です。
スマートフォンのテザリングやポケットWi-Fiでも利用は可能ですが、通信速度が遅くなったり、通信制限にかかったりするリスクがあります。
繁忙時間帯の通信トラブルを避けるためにも、メインの営業で使う場合は固定回線の導入を検討しましょう。


Airレジを無料【費用0円】で始める具体的な方法


コストをかけずにAirレジ(エアレジ)を始めるために、具体的な2つの方法を詳しく解説します。
お持ちのデバイスを活用し、キャンペーンを利用することで、手軽に高機能なPOSレジ環境を整えられます。
手持ちのiPhoneやiPadをレジとして活用する
Airレジを始めるために、必ずしも新しいiPadを準備する必要はありません。



もし、すでに対応するiPhoneやiPadをお持ちであれば、それをそのままPOSレジとして活用できます。
Airレジのアプリ自体は、App Storeからいつでも無料でダウンロード可能です。
お持ちの端末にアプリをインストールし、無料のAirIDを登録するだけで、すぐにレジ機能(会計、売上分析、顧客管理など)を使い始めることができます。
もちろん、この方法ではレシートの発行や現金の自動管理はできません。
レシートが必要な場合は手書きの領収書で対応し、現金は別途手動で管理する必要があります。
しかし、小規模な店舗や移動販売、イベント出店など、まずは最低限の機能からスモールスタートしたいという場合には、この方法が最も手軽で確実な選択肢と言えるでしょう。
キャッシュレス決済はAirペイの無償貸与キャンペーンを利用
現金だけでなく、キャッシュレス決済も導入したいけれど、決済端末の費用が気になる方には、Airレジと同じリクルートが提供する「Airペイ」のキャンペーン利用がおすすめです。



現在Airペイでは、特定の条件を満たすことでカードリーダーが無料で貸与される「0円スタートキャンペーン」を実施しています。
キャンペーンを活用すれば、お客様のニーズに応えるキャッシュレス環境も、初期費用をかけずに構築できます。
キャンペーンの概要は以下の通りです。
項目 | 内容 | |
---|---|---|
キャンペーン名 | キャッシュレス導入 0円キャンペーン | 0円スタート キャンペーン (現在のキャンペーン) |
対象 | キャンペーン期間中にAirペイに新規申し込みし、 審査を通過した事業者 | |
無償貸与される機器 | iPad+カードリーダー | カードリーダー |
注意点 | 適用には審査があります。 キャンペーンは予告なく内容が変更・終了する場合があります。 決済ごとにかかる決済手数料は別途必要です。 |
このキャンペーンを利用すれば、通常は数万円かかるカードリーダーの導入費用が0円になります。
Airペイはクレジットカード、電子マネー、QRコード決済まで、主要な決済ブランドに1台で対応できるため、お客様の満足度向上にも直結します。
AirレジとAirペイは連携もスムーズで、会計金額を二度打ちする必要がなく、ミスなくスピーディーな会計が実現します。最新のキャンペーン詳細や適用条件については、必ず公式サイトでご確認ください。


Airレジと一緒に揃えたい基本的な周辺機器3選


Airレジ(エアレジ)は、iPadやiPhoneさえあれば、最低限のレジ機能を利用できます。



しかし、実際の店舗運営をスムーズに行い、お客様をお待たせしないためには、これからご紹介する3つの周辺機器を揃えることを推奨します。
これらはAirレジの能力を最大限に引き出し、日々の業務を劇的に効率化する「三種の神器」ともいえるアイテムです。
キャッシュドロア(現金管理の必須アイテム)


キャッシュドロアは、現金の保管や釣銭の管理を安全かつ正確に行うための金庫です。



Airレジと連携することで、会計時に自動で開閉させることができ、手作業で鍵を開け閉めする手間がなくなります。
防犯対策はもちろん、スタッフのお金の受け渡しミスを防ぐ上でも欠かせない重要な機器です。
キャッシュドロアを選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- 接続方式
レシートプリンターに接続して開閉を制御する「DKD(ドロアキック)接続」が一般的です。
Bluetoothで直接iPadと接続するタイプもあります。 - サイズと収納力
レジカウンターのスペースに収まるサイズかを確認しましょう。
また、紙幣は3〜4種類、硬貨は6種類程度を分けて収納できるものが主流です。 - セキュリティ
鍵付きであることはもちろん、頑丈な素材でできているかもチェックポイントです。
キャッシュドロアは、Airレジ公式サイトでおすすめのものを紹介しています。
レシートプリンター(レシートや領収書の発行に)


お客様に渡すレシートや領収書を発行するために、レシートプリンターは必須ともいえる周辺機器です。
特に、軽減税率に対応したレシートの発行は、お客様からの信頼を得るために不可欠です。



また、2023年10月から開始されたインボイス制度に対応した領収書を発行する場合にも必要となります。
レシートプリンター選びでは、以下の点を確認しましょう。
- 接続方式
iPadやiPhoneと接続するため、Bluetooth接続または有線LAN(Wi-Fi)接続対応モデルを選びます。 - 印字方式
インクが不要でランニングコストを抑えられる「感熱式(サーマルプリンター)」が現在の主流です。 - 用紙幅
一般的には80mm幅と58mm幅の2種類があります。
店舗のロゴなどを印字して情報を多く載せたい場合は80mm幅がおすすめです。
レシートプリンターもAirペイ公式サイトで利用可能でおすすめのものが紹介されています。
キャッシュレス決済端末(Airペイなど)
多くのお客様が利用するクレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応していないと、販売機会を逃してしまう可能性があります。
キャッシュレス決済端末を導入することで、お客様のニーズに応え、会計をよりスピーディーに行えます。



Airレジを利用するなら、同じリクルートが提供する「Airペイ」との連携が最もスムーズでおすすめです。
AirレジとAirペイを連携させることには、単にキャッシュレス決済が導入できる以上のメリットがあります。
- 会計金額の自動連携でミス防止
Airレジで会計操作をすると、支払い金額が自動でAirペイの決済端末に送信されます。
金額の二度打ちが不要になるため、入力ミスを完全に防ぎ、会計業務が格段に速く、正確になります。 - 多様な決済手段に1台で対応
クレジットカード、交通系電子マネー、電子マネー、さらにはPayPayやd払いといった主要なQRコード決済まで、1台のカードリーダーで対応可能です。 - 売上管理の一元化
現金売上はAirレジで、キャッシュレス売上はAirペイで自動的に集計・管理されます。
日々の締め作業の手間が大幅に削減され、売上データの確認も簡単です。 - お得な導入キャンペーン
Airペイでは、カードリーダーが無償貸与される「0円スタートキャンペーン」を実施しています。
初期費用を抑えてキャッシュレス対応を始めたい事業者様にとって、非常に大きなメリットです。


【業種別】あると便利なAirレジの周辺機器


Airレジ(エアレジ)は、iPad(iPhone)とインターネット環境さえあれば、基本的なレジ機能を利用できます。



しかし、店舗の業種や規模に合わせて周辺機器を追加導入することで、会計業務のさらなる効率化や顧客満足度の向上が期待できます。
ここでは「小売店」、「飲食店」、「美容室・サロン」の3つの業種別に、あると格段に便利になるおすすめの周辺機器をご紹介します。
小売店におすすめの周辺機器
アパレルショップや雑貨店、スーパーマーケットなどの小売店では、多岐にわたる商品を正確かつスピーディーに会計処理することが求められます。
お客様をお待たせしないためにも、業務効率を上げる周辺機器の導入が効果的です。
バーコードリーダー


バーコードリーダーは、商品のバーコード(JANコード)をスキャンするだけで、商品情報をAirレジに自動で入力できる機器です。



手作業での商品選択や金額入力が不要になるため、会計時間を大幅に短縮し、入力ミスを減らせます。
特に商品点数が多い店舗では必須のアイテムと言えるでしょう。
棚卸しや在庫管理の際にも活躍し、店舗運営全体の効率化に貢献します。
Bluetooth接続できる機種なら、レジ周りの配線もすっきりし、大きな商品のスキャンも簡単に行えます。
導入メリット | 主な利用シーン |
---|---|
会計スピードの向上とレジ待ち時間の短縮 | 日常のレジ会計業務 |
商品登録・金額入力ミスの防止 | 商品の棚卸し、在庫確認 |
棚卸しなど在庫管理業務の効率化 | 入荷商品の検品作業 |
カスタマーディスプレイ


カスタマーディスプレイは、お客様側に会計金額や商品名、お預かり金額などを表示する小型ディスプレイです。
お客様は手元で明細を確認できるため、金額の聞き間違いや見間違いを防ぎ、安心して会計を行えます。



口頭での金額伝達だけでなく、視覚的にも情報を提供することで、店舗への信頼感を高める効果も期待できます。
特に、セール時や複数商品を一度に購入されるお客様が多い店舗では、スムーズな会計に役立ちます。
導入メリット | 主な利用シーン |
---|---|
お客様が会計内容をリアルタイムで確認できる安心感 | 日常のレジ会計業務 |
金額の伝え間違いや聞き間違いの防止 | セールやキャンペーン時の会計 |
店舗の信頼性・透明性の向上 | 免税販売時の金額確認 |
飲食店におすすめの周辺機器
レストランやカフェ、居酒屋などの飲食店では、お客様からの注文をいかにスムーズにキッチンへ伝え、正確に会計に反映させるかが重要です。
オーダー業務と調理場の連携を強化する周辺機器が活躍します。
キッチンプリンター
キッチンプリンターは、ホールスタッフが受けた注文をキッチンに設置したプリンターから自動印刷する機器です。



手書きの伝票をキッチンまで運ぶ手間が省け、オーダー内容がリアルタイムで正確に伝わるため、調理開始までの時間を短縮し、提供スピードの向上に繋がります。
「ドリンクはバーカウンター」「フードはキッチン」というように、商品カテゴリごとに複数のプリンターから出力先を分けて設定することも可能です。
熱や油に強い防滴・防油設計のモデルを選ぶと、過酷なキッチン環境でも安心して使用できます。
導入メリット | 主な利用シーン |
---|---|
オーダー伝達の迅速化と提供スピードの向上 | お客様からの注文受付時 |
手書きや口頭でのオーダーミスを防止 | 追加注文の受付時 |
ホールスタッフの移動負担を軽減 | ドリンクとフードで調理場が分かれている場合 |
ハンディ端末
ハンディ端末は、スタッフがお客様のテーブルで直接注文を入力するための持ち運び可能な端末です。



Airレジでは、iPhoneやiPod touchに専用アプリ「Airレジ ハンディ」をインストールすることで、ハンディ端末として利用できます。
入力された注文データは、Wi-Fiを通じてAirレジ本体やキッチンプリンターに即座に送信されます。
これにより、オーダーテイクからキッチンへの指示までがシームレスに行われ、ホール業務全体の生産性が飛躍的に向上します。お客様を待たせることなく、スムーズな注文受付が実現します。
※「Airレジ ハンディ」はAirレジとは別の月額費用がかかる有料サービスです。
導入メリット | 主な利用シーン |
---|---|
お客様の席で注文が完結し、業務効率が大幅にアップ | テーブルでのオーダーテイク |
注文データがリアルタイムでキッチンに送信される | 食べ放題・飲み放題の注文管理 |
オーダーの聞き間違いや伝票の書き間違いを防止 | 混雑時のホールオペレーション |
美容室・サロンにおすすめの周辺機器
美容室やネイルサロン、エステサロンなどでは、店舗の世界観やブランドイメージを大切にしている場合が多く、レジ周りのデザイン性も重要視されます。
レシートプリンター内蔵キャッシュドロア


レシートプリンター内蔵キャッシュドロアは、その名の通り、レシートを印刷するプリンターと現金を収納するキャッシュドロアが一体化した製品です。
レシートプリンター内蔵キャッシュドロアのメリット
最大のメリットは、省スペースであること。



2つの機器を1台に集約できるため、狭い受付カウンターでも場所を取らず、スッキリとした空間を演出できます。
配線もシンプルになり、洗練されたデザインは店舗のおしゃれな内装にも自然に溶け込みます。
施術メニューの会計と店販商品の販売をスムーズに行いたいサロンに最適です。
導入メリット | 主な利用シーン |
---|---|
省スペースで受付カウンター周りがすっきりする | 施術料金の会計 |
洗練されたデザインで店舗の雰囲気を損なわない | シャンプーやスタイリング剤などの店販商品の会計 |
配線がシンプルで設置や管理が簡単 | 限られたスペースの受付カウンターでの利用 |


Airレジ導入に必要なものを揃えた後の設定方法


Airレジ(エアレジ)導入のために必要なiPadやインターネット環境、周辺機器が揃ったら初期設定です。



設定と聞くと難しく感じるかもしれませんが、Airレジは画面の案内に従って進めるだけで、簡単に設定できます。
Airレジの申し込みから導入までの流れ
まず、Airレジを使うには、AirID(アカウント)を作成する必要があります。
以下の手順で進めることで、無料でPOSレジを導入し、売上管理を効率化できます。
iPadにAirレジアプリをダウンロードしてインストールします。
Airレジ アプリを開いて、先ほど作成したアカウント「AirID」でログインします。
最初に商品カテゴリーを作成しておいてから、商品を登録していきます。
Airレジを利用するために必要な周辺機器を準備します。
Airレジと連携する周辺機器をセットアップすれば、準備完了です。
これで、Airレジを利用できるようになります。



Airレジは無料で、手軽にPOSレジの機能を導入できるので、小規模店舗から大規模店舗まで幅広く活用できます。
また、AirペイとAirレジの両方を併用することで、より便利に店舗運営を行うことが可能になります。
それぞれの機能や特徴をしっかりと把握し、店舗に最適な活用方法を検討してくださいね。
Airレジを申し込んで導入する具体的な方法
まず、こちらからAirレジ公式ページ
STEP1: AirIDの登録(アカウント作成)
Airレジを利用するために必須となる「AirID」を作成します。
AirIDは、Airレジだけでなく、Airペイ)、Airウェイトなど、リクルートが提供する他の業務支援サービスでも共通で利用できる便利なアカウントです。



登録は無料で、メールアドレスとパスワードを設定するだけですぐに完了します。
公式サイトから手続きを進めましょう。
- Airレジ公式ページ
にアクセスします。 - 任意のメールアドレスを入力し、確認メールを送信します。
- メールに記載されてるURLを開き、ID、パスワード、店舗情報などの必要事項を入力します。
- 内容を確認し登録すれば、AirIDの作成完了です。
すでに他のAirシリーズのサービスでAirIDをお持ちの場合は、新たに作成する必要はありません。
STEP2: Airレジ アプリのダウンロード
AirIDの準備ができたら、次にお使いのiPadまたはiPhoneにAirレジのアプリをダウンロードします。
アプリのダウンロード自体も無料で、以下よりダウンロードできます。



Appleの「App Store」を開き、「Airレジ」と検索してください。
表示されたAirレジアプリを「入手」ボタンをタップしてインストールします。
Wi-Fi環境下でのダウンロードをおすすめします。
STEP3: 店舗情報・レジの初期設定
アプリのダウンロードが完了したら、早速起動してみましょう。
AirIDとパスワードを使ってログイン後、画面の案内に従って以下の初期設定を行います。
- 店舗基本情報:店名、住所、電話番号、業種などを入力します。
- レシート情報:お客様にお渡しするレシートに印字するロゴ画像や店名、住所、などを設定します。
- 消費税設定:標準税率(10%)や軽減税率(8%)など、店舗の扱いに応じた税設定を行います。
これらの設定は後からでも変更可能ですが、開店前に済ませておくとスムーズです。
STEP4: 商品情報の登録
次に、レジで会計処理を行うために、販売する商品やサービス、飲食店のメニューなどを登録します。



商品名、価格、カテゴリ、税設定などを一つずつ設定していきます。
登録方法は2通りあります。
- 個別登録:アプリやブラウザでひとつずつ登録
アプリ上やパソコンのブラウザから、商品を1つずつ手動で登録する方法です。商品数が少ない店舗におすすめです。 - 一括登録(CSV):既存データを読み込んで登録
パソコンを使い、CSV形式のファイルに商品情報をまとめて入力し、一括でアップロードする方法です。商品点数が多い小売店などでは、この方法を使うと大幅に作業時間を短縮できます。
写真も登録できるため、視覚的に分かりやすいレジ画面を作成できます。
STEP5: 周辺機器の接続設定
プリンターやキャッシュドロワー、バーコードリーダーなどの周辺機器を導入する場合は、接続設定を行います。
多くの周辺機器はBluetoothや有線LANでiPad/iPhoneと接続します。


Airレジアプリの設定画面から「周辺機器設定」を選び、使用する機器を選択してペアリングや接続テストを行います。



機器によって接続方法が異なるため、各メーカーの取扱説明書やAirレジのオンラインマニュアルを確認しながら進めましょう。
正しく接続されると、会計時にレシートが自動で印刷されたり、キャッシュドロワーが自動で開きます。


まとめ(Airレジ導入には最低限iOS端末とネット環境が必要)
Airレジ(エアレジ)の導入に必要なものについて、詳しく解説してきました。
- Airレジは最低限iPad(iPhone)とネット環境で導入可能。
- キャッシュドロアやレシートプリンターは任意。
- スモールビジネスなら最小限の機器だけで導入可能。
- お店の業種によって必要な機器だけ準備すればOK。



Airレジは「iPadまたはiPhone」「アプリ」「インターネット環境」の3点があれば、月額費用0円ですぐに始められます。
お手持ちの端末を活用し、Airペイの無償貸与キャンペーンを利用すれば、初期費用0円に抑えることが可能です。
より本格的な店舗運営を目指すなら、キャッシュドロアやレシートプリンターといった周辺機器を揃えることで、会計業務がさらに効率化します。
ご自身の店舗の業種や規模に合わせて必要なものを見極め、スムーズな導入を実現しましょう。