PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)は、SIM内蔵で持ち運べるキャッシュレス決済端末です。
そこで、PayCAS Mobileは「月額費用はいくらくらいかかるのか?」、「決済手数料以外にどんな費用がかかるのか?」気になるところですよね。
- PayCAS Mobileは、決済手数料とは別に月額利用料がかかる。
- 月額利用料は1,980円(税別)でSIMでの通信料も含まれている。
- 電子マネーも利用する場合は、別途1,020円(税別)がかかる。
- PayPay公式ページから申し込めば初期費用無料で導入できる。

PayCAS Mobileの月額費用は、「利用料1,980円(税別) + 電子マネー利用料1,020円(税別) + 決済手数料」です。
電子マネーを含めたすべての決済方法を導入する場合、月額料金は3,000円(税別) + 決済手数料ということです。
月額料金には、PayCAS Mobileの通信費用も含まれるため、それほど高くはありません。
ネットワークの設定を考えなくて良いので、初心者でも安心してキャッシュレス決済を導入できます。
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PayCAS Mobileを導入して運用する際の月額料金


PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)を導入して運用する際の月額料金について解説していきましょう。
PayCAS Mobileの月額利用料と決済手数料
キャッシュレス決済の導入には、決済端末の費用と、月々の利用料(固定費や手数料)がかかるのが一般的です。
PayCAS Mobileでは、費用負担を軽減するキャンペーンを展開しており、多くの事業者にとって導入のハードルが格段に低くなっています。
費用負担を大幅に軽減するキャンペーン
まずは、気になる料金の全体像を、キャンペーン適用前と適用後で比較してみましょう。
PayPayからPayCAS Mobileに申し込むと、端末が無料で提供してもらえます。
費用(税別) | |
---|---|
端末費用 | 0円 |
月額費用 (通信料を含む) | 4,000円〜 ↓ 1,980円/1台 |
決済手数料 | 3.24% ↓ 2.48%〜 (中小事業者応援プログラム適用時) |
また、中小事業者応援プログラムを利用することで、月額費用や決済手数料も安くなります。



通常であれば、約8万円の初期費用と毎月約4,000円の固定費がかかるところ、キャンペーンが適用されれば決済端末が0円になり、月額利用料1,980円となります。
コストを抑えてキャッシュレス決済を始めたい個人事業主や中小企業の店舗にとって、大きなメリットですね。
中小事業者応援プログラムが適用される条件
中小事業者応援プログラムは、以下の利用条件を満たせば、決済手数料も安く利用できます。
- 初めてクレジットカード決済を導入すること。
- 中小企業庁が定める中小企業の定義に該当する事業者であること。
- 上場企業や大企業の関連会社、フランチャイズ提携先に該当しないこと。
- Visa/MasterCardの総額が年間2,500万円未満であること。



個人事業主や中小企業であれば、条件を満たせる可能性が高いキャンペーンとなっています。
ただ、中小事業者応援プログラムは、PayCAS Mobileを4年未満で解約すると違約金がかかります。
PayCAS Mobileを4年未満で解約した時の違約金
PayCAS Mobile解約時期ごとの違約金の金額は、以下の表のとおりです。
違約金 の内容 | 解約日 | PayCAS Mobile 1台あたりの違約金 (不課税) |
---|---|---|
決済端末代金 および 端末の初期設定費用 | 13ヵ月以内 | 66,000円 |
25ヵ月以内 | 49,500円 | |
37ヵ月以内 | 33,000円 | |
49ヵ月以内 | 16,500円 | |
50ヵ月目 | 0円 |
PayCAS Mobile端末を長く利用すれば、違約金を支払うことなく解約することができます。
PayCAS Mobile導入時の初期費用とランニングコスト


PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)導入時の初期費用とランニングコストについて解説していきます。
初期費用(端末代金)は無料提供される
PayCAS Mobile導入による初期費用として、決済端末の購入代金が必要です。



端末代金は通常78,800円(税別)ですが、PayPay公式サイトから申し込めば無料になります。
キャンペーンの適用には新規お申し込みなどの条件がありますが、多くの事業者様が対象となるため、導入コストを大幅に抑えることが可能です。
月額利用料(固定費)と決済手数料(変動費)
PayCAS Mobileは、月額利用料(固定費)と決済手数料(変動費)といったランニングコストがかかります。
PayCAS Mobileの月額利用料(固定費)
月額利用料は、毎月固定で発生する費用です。
これには、PayCAS Mobileのシステム利用料や、売上管理画面の利用料などが含まれています。
月額利用料は1,980円(税別)となっており、決済の有無にかかわらず発生します。
支払い方法 すべて利用する | クレジットカード QRコード決済のみ | |
---|---|---|
月額利用料 | 1,980円(税別) | 1,980円(税別) |
電子マネー利用料 (交通系電子マネー、楽天Edy、WAON、nanaco、iD、QUICPay) | 1,020円(税別) | 0円 |
月額費用合計 | 3,000円(税別) | 1,980円(税別) |



また、電子マネー決済も利用できるようにするには、月額1,020円(税別)かかることになります。
すべての支払い方法を利用可能にするには、月額3,000円(税別)の費用かかるということです。
PayCAS Mobileの決済手数料(変動費)
決済手数料は、お客様がキャッシュレス決済を利用するたびに、その売上金額に応じて発生する変動費です。
特別セットプラン | 中小事業者 応援プログラム | 通常プラン | |
---|---|---|---|
Master | VISA2.80% (非課税) | 2.48% (非課税) | 3.24% (非課税) |
American Express Diners Club Discover | JCB3.24% (税別) | 2.48% (税別) | 3.24% (税別) |
銀聯 | 3.24% (非課税) | 3.24% (非課税) | 3.24% (非課税) |
PayPay | 2.80% (税別) | 2.80% (税別) | 3.24% (税別) |
d払い メルペイ 楽天ペイ J-CoinPay | auPAY2.95% (税別) | 2.95% (税別) | 3.24% (税別) |
WeChatPay 銀聯QR JKO PAY | Alipay+3.24% (非課税) | 3.24% (非課税) | 3.24% (非課税) |
楽天Edy nanaco WAON iD | 交通系2.95% (税別) | 2.95% (税別) | 2.95% (税別) |
QUICPay | 3.24% (税別) | 3.24% (税別) | 3.24% (税別) |



手数料率は、利用される決済ブランド(クレジットカード、電子マネー、QRコード決済)によって異なります。
ただ、PayCAS Mobileでの売上がなければ、この決済手数料は一切かかりません。
また、決済手数料も、キャンペーンで一部のブランドの手数料率が引き下げられることがあります。
PayCAS Mobileの振込手数料と入金サイクル
店舗の売上金を受け取る際の振込手数料と入金サイクルは、資金繰りを考える上で非常に重要です。
PayCAS Mobileは、事業者にとって有利な条件を提供しています。
項目 | 内容 |
---|---|
振込手数料 | 無料 |
入金サイクル | 月2回 (15日締め当月末払い / 月末締め翌月15日払い) |
振込手数料は、どの金融機関を指定しても無料です。



また、入金サイクルは月に2回となっており、キャッシュフローを安定させてくれます。
月末締めの翌月払いといった月1回の入金サイクルに比べて、資金を早期に回収できる点も魅力です。
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PayCAS Mobileを導入する際の月額料金プラン


PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)の月額料金プランと決済手数料について、解説していきます。
PayCAS Mobileの月額料金プランは3つ
PayCAS Mobileには、事業者の状況に合わせて選べる2つの月額料金プランが用意されています。


ご自身の店舗のキャッシュレス決済利用状況を考慮して、最適なプランを選択しましょう。
中小事業者応援プログラムは、中小企業向けのプランで、「端末費用無料」、「VISA・Mastercard」および「一部のQRコード決済」の決済手数料が割引きになるプランです。



特に、小規模事業者やこれからキャッシュレス決済を導入したい事業者を支援するための特別なプランです。
キャッシュレス決済を試してみたい、コストを抑えてスタートしたい事業者におすすめのプランです。
一方、特別セットプランは、PayPay公式ページからの申込みに限り、「端末費用無料」、「VISA・Mastercard」と「一部QRコード決済」の決済手数料が割引きになるプランです。
中小事業者応援プログラムとは、VISA・Mastercardの手数料に違いがあり、他はすべて同じになっています。
PayPayマイストア ライトプランあんしんプラス
PayPayマイストア ライトプランあんしんプラスというプランが新たに登場しています。
「PayPayクーポン」や「PayPayスタンプカード」といった集客サービスを利用できるプランです。
店舗独自のクーポンやスタンプカードを発行して、集客や売上アップを目指すことができます。



中小事業者応援プログラムに加え、あんしんプラスにも加入すると、決済手数料がより安くなります。


また、あんしんプラスには、端末保証がついているので、万が一端末が故障した時も安心です。
オプションサービス(あんしん保証サービス)の月額料金
PayCAS Mobileでは、安心して端末を利用するためのオプションサービスとして「あんしん保証サービス」を提供しています。これは月額980円(税別)で加入できる保証サービスです。



こ決済端末の破損や水没、火災、盗難、紛失といった万が一のトラブルが発生した際に、無償で端末を交換してもらえます。
屋外イベントでの利用や、飲食店のように水濡れのリスクがある場所、スタッフの入れ替わりが多い店舗など、端末の故障リスクが高い環境で利用する場合には、加入を検討する価値が非常に高いサービスです。
予期せぬ出費を抑え、常に安定した決済環境を維持するためのお守りとして役立ちます。
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PayCAS Mobileの申し込み方法と導入までの流れ


PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)の申し込み方法と導入までの流れを解説していきましょう。
PayPay公式ページから申し込みを始める
PayCAS Mobileの導入は、まず公式サイトの申し込みフォームから手続きを開始します。
パソコンやスマートフォンから24時間いつでも申し込みが可能です。
PayPay公式ページから手続きを行う
PayPay公式ページ


手続きをスムーズに進めるために、事前に必要な情報や書類を準備しておくと良いでしょう。


仮申し込みフォームでは、法人・個人事業主、代表者情報、メールアドレス、電話番号などを入力します。



入力が終わって次の画面が開いたら、内容を確認して「送信する」をクリックします。


画面の案内に従って入力するだけで、難しい操作はありません。
申込み案内メール受信のリンクから申し込む
仮申し込みの際に入力したメールアドレス宛にメールが届いたら、申し込みフォームを開いて手続きします。



申し込みには、事業形態に応じた本人確認書類や事業内容を確認できる書類の提出が必要です。
以下の書類が必要なので、あらかじめデジタルデータ(写真やスキャンデータ)で用意しておきましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
法人番号 | 法人の場合のみ |
お店の写真 | お店の内観・外観 (1枚ずつ) |
銀行口座情報 | 金融機関名 支店名 預金種別 口座番号 口座名義人 |
本人確認書類(コピー) | 運転免許証 在留カードおよび特別永住者証明書 マイナンバーカード 日本国パスポート 各種健康保険証 |
※「日本国パスポート」または「各種健康保険証」の場合は、追加書類の提出が必要です。
追加書類として使えるのは、以下の書類です。
- 電気・ガス・水道など公共料金領収書
- 住民票記載事項証明書
- 住民票の写し



いずれかの書類をセットで提出するようにしましょう。
主な業種については、以下の表を確認しましょう。
業種 | 許可証等 |
---|---|
中古品、 リサイクル品、 古物の取り扱い有 | 古物商許可証 |
施術所に該当 (鍼灸院、治療院、接骨院・整骨院など) | 開設届出済証明書 |
旅行代理店に該当 | 旅行業登録票 |
医療相談、 法律相談を行なっている | 資格認定証/登録証 (社会福祉登録証、 精神保健福祉登録証、 弁護士身分証明書など) |
運行代行業 | 自動車運転代行業認定証 |
特定継続的役務に該当 (学習塾・家庭教師・語学教室・ エステティック・美容医療・パソコン教室・ 結婚相手紹介サービスなど) | 法人:決算書 (3期分) 個人:青色申告書 (決算書3期分) + 確定申告書の写し |
保険業 (保険代理店)に該当 | 代理店委託契約書 または 2名分の保険募集人資格登録証/合格証 |
商品券・プリペイドカード・ 交通乗車券販売業に該当 | 古物商許可証(二次販売の場合) |



上記以外にも許可証などの提出を求められる可能性があります。
別途書類の提出を求められたら、すみやかに書類を準備して提出しましょう。
PayCAS Mobile加盟店に対する審査開始
申し込み情報と提出書類をもとに、加盟店審査が行われます。



審査は、クレジットカード会社や電子マネー事業者などの各決済機関の基準に基づいて実施されます。
審査期間の目安は、申し込み完了から最短3営業日ほどで完了します。
ただ、申し込み内容や業種、書類に不備があった場合などは、審査に時間がかかることもあります。
審査完了後に決済端末の到着と初期設定
無事に審査を通過すると、PayCAS Mobileの決済端末が発送されます。
端末は、審査完了から通常約7〜10営業日ほどで指定の住所に到着します。
PayCAS Mobileが届いたら、電源を入れてアカウントでログインすれば、すぐに利用開始できます。
ソフトバンクのSIMが搭載されているため、ネットワークの設定をしなくてもそのまま利用可能です。
PayCAS Mobileでのキャッシュレス決済利用開始
初期設定が完了すれば、その日からすぐにPayCAS Mobileを使ったキャッシュレス決済をスタートできます。



PayCAS Mobileへの申し込みから利用開始までの期間は、最短で2週間〜1ヶ月程度が目安です。
お客様の多様な支払いニーズに応えることで、販売機会の損失を防ぎ、顧客満足度の向上につなげましょう。
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まとめ(PayCAS Mobile月額費用は決済手数料と利用料の合計)
PayCAS Mobile(ペイキャスモバイル)導入による月額料金について、詳しく解説してきました。
- PayCAS Mobileは、決済手数料のほかに月額利用料がかかる。
- 月額利用料は1,980円(税別)で、ネットの通信費も含まれている。
- 電子マネー決済も利用する場合は、別途1,020円(税別)がかかる。
- PayPay公式ページから申し込めば初期費用無料で導入できる。



すべての決済手段を導入する場合、月額料金は「利用料1,980円(税別) + 電子マネー利用料1,020円(税別) + 決済手数料」となります。
決済手数料以外にもランニングコストがかかるのはちょっと・・と悩むかもしれません。
ですが、決済に必要なインターネット通信費も含まれていますし、設定不要で利用することができます。
ネットの知識も必要ないですし、PayCAS Mobile1台で完結できるので、初心者でも安心です。
これからキャッシュレス決済を導入するなら、簡単で安心できるPayCAS Mobileがおすすめですね!