スマレジ・PAYGATEの「レシートロールはどれを選べばいい?」、「純正品は高いけど、互換品でも大丈夫?」など、選び方に悩んでいませんか?
- サイズは58mm、40mm、8mm。
- 純正品は高いが安心して利用できる。
- 互換品は安いがトラブルの可能性もある。
- 保存期間によっても選び方が異なる。
Takeスマレジ・PAYGATEのロール紙は、紙幅58mm、外径40mm、芯内径8mmです。
また、PAYGATE StationとStation Lのレシートロール仕様は「紙幅58mm」で共通して使えます。
ランニングコストを抑えたい場合は、品質の確かな互換品(汎用品)を選ぶのがおすすめです。
この記事では、PAYGATEレシートロールの仕様から、失敗しない選び方、純正品と互換品の違いまで解説します。
\ 問合せフォームから1分で申込完了! /
スマレジ・PAYGATE StationとStation Lのレシートロール仕様


PAYGATEには「Station」と「Station L」の端末がありますが、レシートロールの基本的な仕様は共通してます。
対応サイズは共通の「紙幅58mm」
PAYGATE StationとPAYGATE Station Lで利用できるレシートロールの紙幅は、どちらも「58mm」です。



これは、多くのモバイル決済端末で採用されている標準的なサイズであり、入手しやすい規格です。
これ以外の幅のロール紙は物理的にセットできないため、必ず「紙幅58mm」の製品を選びましょう。
公式が推奨するロール紙のスペック
紙幅以外にも、レシートロールを選ぶ際にはいくつかの重要なスペックがあります。
特に「外径(直径)」は、プリンターの収納スペースに関わるため注意が必要です。
PAYGATE端末のプリンターに収まるロール紙の外径は「40mm」と定められています。



これより大きい径のロール紙は、蓋が閉まらないため使用できません。
また、紙を巻き取る芯の「芯内径」は8mmです。
これらの仕様を満たすロール紙は「感熱紙(サーマルロール紙)」と呼ばれる種類で、熱によって化学反応を起こして印字する仕組みのため、インクが不要な点が特長です。
PAYGATE端末で推奨されるレシートロールの主な仕様を以下にまとめました。
| 項目 | 仕様 | 備考 |
|---|---|---|
| 対応機種 | PAYGATE Station PAYGATE Station L | 両機種で共通のロール紙が利用可能です。 |
| 紙の種類 | 感熱紙(サーマルロール紙) | インクリボンが不要なタイプです。 |
| 紙幅 | 58mm | このサイズ以外のロール紙は使用できません。 |
| 外径(直径) | 40mm | これより大きいとプリンターに収まりません。 |
| 芯の内径 | 8mm | 市販品では12mmも利用可能な場合があります。 |
これらのスペックを満たす製品を選ぶことで、端末の性能を最大限に活かし、決済業務を安定して運用できます。
\ 問合せフォームから1分で申込完了! /
スマレジ・PAYGATEレシートロールの選び方3ステップ


PAYGATEで利用するレシートロールを選ぶ際に、どの点をチェックすればよいか迷うことはありませんか?
サイズや保存期間、コストと品質のバランスを順番に確認すれば、店舗に最適なロール紙が見つかります。
【ステップ1】 サイズ(紙幅・外径)を最終確認する
レシートロール選びで最も重要なのがサイズの確認です。
PAYGATE端末に適合する正しいサイズを選びましょう。
レシートロールの紙幅は「58mm」
PAYGATE StationとPAYGATE Station Lは、どちらも「紙幅58mm」のレシートロールに対応しています。



レシートプリンターで最も一般的に使用されているサイズの一つです。
まずは、購入しようとしているロール紙の紙幅が58mmであることを必ず確認してください。
外径と芯内径も見落とさずにチェック
紙幅だけでなく、「外径」と「芯内径」の確認も非常に重要です。



外径が大きすぎるとロール紙を端末にセットできず、フタが閉まらないといったトラブルに繋がります。
PAYGATE端末では、公式に「外径40mm」以下のロール紙が推奨されています。
| 項目 | 推奨サイズ | 注意点 |
|---|---|---|
| 紙幅 | 58mm | PAYGATE Station、Station L共通のサイズです。 |
| 外径 | 40mm以下 | これより大きいとプリンターに収まらない可能性があります。 |
| 芯内径 | 8mm | サイズが異なると正常に給紙されない場合があります。 |
また、意外と見落としがちなのが芯内径です。
PAYGATEで推奨されているのは「内径8mm」ですが、市販品には内径12mmのものなどもあります。
芯のサイズが合わないと、プリンター内部でロール紙が正常に回転せず、紙詰まりの原因となります。
【ステップ2】 保存期間(ノーマル・中保存)を選ぶ
PAYGATEで使われるレシートロールは、熱を加えることで印字する「感熱紙(サーマル紙)」です。
感熱紙には保存性能によっていくつかの種類があり、用途に応じて適切なものを選ぶ必要があります。
ノーマル保存:短期的な保管・コスト重視の場合に
ノーマル保存タイプの感熱紙は、一般的に3年~5年程度の保存が可能です。



日々のお会計で発行する通常のレシートなど、お客様が短期間保管する用途であればノーマル保存で十分です。
中保存タイプに比べて価格が安い傾向にあるため、ランニングコストを抑えたい店舗に適しています。
中保存:領収書など長期保存が必要な場合に
中保存タイプの感熱紙は、5年~7年程度の保存が可能です。



クレジットカード控えや、お客様に渡す領収書など、法律で一定期間の保管が求められる書類を発行する際に適しています。
ノーマル保存に比べて耐光性や耐熱性が高く、印字が消えにくいのが特徴です。
長期的に見て安心を求めるなら、中保存タイプを選ぶと良いでしょう。
【ステップ3】 コストと品質のバランスを考える
レシートロールは消耗品だからこそ、コストと品質のバランスを考えることが重要になります。
価格だけで選ぶと印字が薄かったり、プリンターの故障に繋がったりする可能性もゼロではありません。
1巻あたりの価格とランニングコスト
レシートロールの価格は、純正品か互換品かによって異なります。
一般的に、まとめて購入する(例:10巻セット、40巻セットなど)ことで、1巻あたりの単価を下げることができます。



1日のレシート発行枚数が多い店舗ほど、まとめ買いによるコスト削減効果は大きくなります。
まずは店舗の1ヶ月あたりの使用量を目安に、適切な購入単位を検討しましょう。
印字の鮮明さや紙の質感といった品質
安価なロール紙の中には、印字がかすれたり、黒の発色が悪かったりするものがあります。
不鮮明なレシートは店舗の印象を損なうだけでなく、お客様が内容を確認しづらいという問題も生じます。



また、粗悪な紙はプリンターヘッドを傷つけ、長期的に見ると修理費用などの余計なコストが発生するリスクも考えられます。
信頼できるメーカーの製品や、レビュー評価の高い製品を選ぶことが大切です。
光や湿気から守る「個包装」の有無
品質を判断するポイントの一つに「個包装」があります。
感熱紙は光や湿気、熱に弱い性質を持っています。
特に、まとめ買いをして長期間ストックする場合は、個包装されている製品を選ぶのがおすすめです。
\ 問合せフォームから1分で申込完了! /
スマレジ・PAYGATEレシートロール純正品と互換品の選び方


PAYGATEのレシートロールを選ぶ際、悩むのが「純正品」と「互換品」のどちらを選ぶかという点です。
純正品にはメーカー公式ならではの安心感があり、互換品にはコスト面での魅力があります。
純正品レシートロールのメリットとデメリット
純正品は、PAYGATEを提供する株式会社スマレジが公式に販売している製品です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 端末との相性が保証されている。 トラブルのリスクが低い。 メーカー保証の対象だから安心。 常に最高の印字品質を維持できる。 | 互換品に比べて価格が高い。 購入できる場所が限られる。 |
端末との相性を第一に考えるのであれば、最も信頼できる選択肢と言えます。
純正品レシートロールのメリット
純正品のレシートロールのメリットは、以下のとおりです。
- 絶対的な安心感と信頼性:PAYGATE端末との相性は保証されています。印字のかすれや紙詰まり、プリンターヘッドの摩耗といったトラブルが発生するリスクを最小限に抑えられます。
- 端末のメーカー保証を維持:万が一PAYGATE端末のプリンター部分に不具合が生じた際、純正品のロール紙を使用していれば、原因がロール紙にあると疑われることはありません。
- 最適な印字品質:端末のプリンター性能を最大限に引き出せるよう設計されているため、店舗のロゴやQRコード、細かな文字までクリアで鮮明な印字が可能です。
純正品レシートロールのデメリット
純正品のレシートロールのデメリットは、以下のとおりです。
- コストが割高になる傾向:互換品と比較すると、1巻あたりの単価が高くなることが一般的です。レシートの発行枚数が多い店舗では、ランニングコストの差が大きくなる可能性があります。
- 入手経路が限定的:主に公式オンラインストア「STORE STORE」での購入となり、一般的な事務用品店や通販サイトでは手に入りにくい場合があります。
互換品レシートロールのメリットとデメリット
互換品は、サードパーティー製のレシートロールです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 価格が安く、ランニングコストを削減できる。 保存期間など選択肢が豊富。 多くのオンラインストアで手軽に購入できる。 | 品質が一定ではない。 トラブルのリスクがある。 メーカー保証が受けられない可能性がある。 稀に端末との相性問題が発生することがある。 |
純正品と同等サイズ(紙幅58mm・外径40mm・内径8mm)で、多くのメーカーから販売されています。
互換品レシートロールのメリット
互換品のレシートロールのメリットは、以下のとおりです。
- 運用コストの削減:最大のメリットは価格の安さです。 1巻あたりの単価を抑えられるため、レシート発行が多い店舗ほどコスト削減効果は大きくなります。
- 豊富な選択肢と入手しやすさ:様々なメーカーから販売されており、保存期間の選択肢も豊富です。 また、多くの事務用品通販サイトや専門オンラインストアで簡単に見つけることができます。
互換品レシートロールのデメリット
互換品のレシートロールのデメリットは、以下のとおりです。
- 品質のばらつき:メーカーによって品質に差があります。粗悪な製品の場合、紙粉が多く発生しプリンター内部に蓄積して故障の原因になったり、印字が薄くなったりする可能性があります。
- 端末保証のリスク:互換品の使用が原因でPAYGATE端末に故障が生じた場合、メーカーの保証対象外と判断される可能性があります。修理費用が自己負担になるリスクを考慮する必要があります。
- 相性問題の可能性:ごく稀に、ロール紙の芯のサイズが微妙に合わなかったり、紙の厚みや滑らかさが原因で紙詰まりやセンサーの誤作動を引き起こしたりする可能性があります。
\ 問合せフォームから1分で申込完了! /
シーン別おすすめのスマレジ・PAYGATEレシートロール


スマレジ・AYGATEのレシートロールは、運用方法やお渡しするレシートの種類によって最適なものが異なります。
とにかく運用コストを抑えたい店舗様向け
日々のレシート発行枚数が多く、消耗品であるロール紙のコストを少しでも削減したいと考えている店舗様には、「ノーマル保存」タイプの互換品が最適です。
日常的なお会計でお客様にお渡しするレシートであれば、保存期間3~5年程度のノーマル保存タイプで対応できます。
- カフェやレストランなどの飲食店
- スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの小売店
- イベントや催事での短期的な利用
- レシートの交換頻度が高い店舗



ノーマル保存タイプは、中保存や高保存タイプに比べて1巻あたりの価格が最も安価なため、ランニングコストを大幅に抑えることが可能です。
特に、まとめ買いをすることでさらに単価を下げることができます。
| 項目 | スペック・特徴 |
|---|---|
| 保存タイプ | ノーマル保存(保存期間目安:3~5年) |
| 価格 | 安価。まとめ買いでさらにコスト削減が可能。 |
| メリット | ・ランニングコストを最も抑えられる ・日常的なレシート発行に最適 |
| デメリット | ・長期保存には向かない ・印字が薄れやすい場合がある |
| おすすめの用途 | お客様への購入証明レシート、日々の売上確認用レシート |
ただ、印字が熱や光で薄れやすいため、長期保存が必要な書類への利用には注意が必要です。
領収書など長期保存が必要なレシートを発行する場合
クレジットカード控えなど、一定期間の保管が前提となる際には、「中保存」または「高保存」タイプのレシートロールを選びましょう。
これらのタイプは、耐光性や耐熱性が強化されており、印字を長期間鮮明に保つことができます。
- 高額な商品を扱うアパレル店や雑貨店
- クリニックや薬局など、医療費控除の対象となる領収書を発行する施設
- 企業の経費精算で利用されることが多い店舗
- クレジットカード決済の利用が多い店舗



法人税法や所得税法では、領収書などの証憑書類は原則として7年間の保存が義務付けられています。
そのため、お客様が確定申告などで使用する可能性を考慮すると、保存期間が5年~7年程度の中保存タイプ以上を選択すると安心です。
より万全を期すのであれば、7年~10年以上の保存が可能な高保存タイプがおすすめです。
コストはノーマル保存タイプに比べて高くなりますが、信頼性の面で大きなメリットがあります。
| 項目 | 中保存タイプ | 高保存タイプ |
|---|---|---|
| 保存期間の目安 | 5~7年 | 7~10年以上 |
| 価格 | ノーマル保存より高価 | 中保存よりさらに高価 |
| メリット | ・領収書や控えとして十分な保存性能 ・コストと品質のバランスが良い | ・非常に高い保存性能 ・重要な書類にも安心して利用できる |
| デメリット | ノーマル保存に比べてコストがかかる | 1巻あたりの価格が最も高い |
| おすすめの用途 | 領収書、クレジットカード売上票、お客様が長期保管する可能性のあるレシート | 特に重要な取引の領収書、保証書の代わりとなるレシート |
感熱紙は、保管する環境によって劣化の進み具合が変わるため、いずれのタイプを使用する場合でも、高温多湿や直射日光を避けた冷暗所での保管を心がけましょう。
\ 問合せフォームから1分で申込完了! /
誰でも簡単スマレジ・PAYGATEレシートロールの交換手順


PAYGATEのレシートロール交換は、店舗スタッフの誰もが簡単に行えるように設計されています。
PAYGATE Stationの交換手順
PAYGATE Stationは、以下の4ステップで素早くレシートロールを交換できます。
【ステップ1】プリンターカバーを開ける


端末の上部、レシートが出てくる排出口の近くにある「ロール紙カバー」のつまみ部分を指でつまみ、上に引き上げてカバーを開きます。
【ステップ2】古いロール紙を取り出す
使い切ったレシートロールの芯が残っている場合は、それを取り出します。
新しいロール紙をセットする前に、プリンター内部に紙片などが残っていないか軽く確認しましょう。
【ステップ3】:新しいロール紙をセットする
新しいレシートロールをプリンター収納部にセットします。このとき、ロール紙の向きが非常に重要です。


ロール紙の先端が、端末の手前側から出てくるようにセットしてください。



感熱紙は片面しか印字されないため、向きを間違えると白紙のレシートが出てくる原因となります。


セットしたら、紙の先端を数センチ引き出しておきます。
引き出したレシートの先端をカバーの外に出した状態で、カバーを「カチッ」と音がするまでしっかりと閉じます。
【ステップ4】:引き出したレシートロールを切り取る


先ほど引き出しておいたロール紙を上の写真のように切り取っていきます。


切り取りができたら、レシートロールのセットが完了です。
交換時に起こりやすいトラブルと対処法
レシートロールの交換は簡単な作業ですが、時には予期せぬトラブルが発生することもあります。
慌てずに対処できるよう、代表的な症状と解決策をまとめました。
| トラブルの症状 | 原因と対処法 |
|---|---|
| レシートが白紙で出てくる・ 印字されない | 最も多い原因はレシートロールのセット向きの間違いです。 感熱面が逆になっている可能性があります。 一度カバーを開け、ロール紙を裏返してセットし直してください。 |
| 紙詰まり(ペーパージャム) が起きた | プリンターカバーを開けて、詰まっている用紙を慎重に取り除きます。 無理に引っ張ると部品が破損する可能性があるため、ゆっくりと除去してください。 ロール紙が斜めにセットされていないか確認し、正しくセットし直してからカバーを閉じます。 |
| プリンターカバーが 閉まらない | レシートロールがプリンター収納部に正しく収まっていない可能性があります。 ロール紙が斜めになっていたり、サイズが適合していなかったりすると閉まりません。 一度ロール紙を取り出し、まっすぐセットし直してみてください。 |
\ 問合せフォームから1分で申込完了! /
まとめ(PAYGATEロール紙は紙幅58mm、外径40mm、芯内径8mm)
スマレジが提供する決済端末「PAYGATE」レシートロールの選び方について、詳しく解説しました。
- サイズは58mm、40mm、8mm。
- 純正品は高いが安心して利用できる。
- 互換品は安いがトラブルの可能性もある。
- 保存期間によっても選び方が異なる。



PAYGATE StationとPAYGATE Station Lのレシートロールに仕様の違いはなく、どちらも「紙幅58mm」の感熱ロール紙で共通です。
選ぶ際の重要なポイントは、「サイズ(紙幅58mm、外径40mm以下)」、「保存期間(ノーマルか中保存か)」、「コストと品質のバランス」の3点です。
運用コストを最優先するなら「ノーマル保存」の互換品、領収書など長期保存が求められる用途では「中保存」以上のスペックを持つ製品がおすすめです。
ご自身の店舗に最適なレシートロールを見つけ、スムーズなレジ業務にお役立てください。

