Squareは無形商品販売できない?デジタルコンテンツから役務提供まで解説!

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Squareを使って、コンサルティング、イラストやPDFデータのような無形商品を販売したいれど、「規約で許可されているのか?」気になるところですよね。

この記事でわかること
  • Squareは無形商品でも販売ができる。
  • 請求書やリンク決済など様々な販売方法がある。
  • 一部販売できない無形商品も存在する。
  • 販売可能な無形商品かよく確認が必要。
Take

結論から言うと、Squareではデジタルコンテンツや役務提供といった多くの無形商品を販売することが可能です。

Squareならオンライン講座や教材PDF、写真やイラストといった無形商品を販売することができます。

この記事では、Squareで販売できる無形商品や販売できない無形商品、さらには販売方法について解説します。

Contents

Square(スクエア)で無形商品の販売は可能

結論から言うと、Squareでは無形商品の販売が可能です。

Square機能を活用すれば、サービス提供やデジタルコンテンツ販売といった無形商材の決済に対応できます。

Squareが公式に認める無形商品の種類

Squareでは、多岐にわたる無形商品が認められており、事業者は自身のサービスに合わせて決済機能を導入できます。

例えば、以下のような無形商品の販売が可能です。

カテゴリ具体例
役務提供
(サービス)
コンサルティング、コーチング、オンラインレッスン、マッサージやヘアスタイリングなどの美容サービス
デジタルコンテンツオンライン講座の動画、教材用のPDF、写真やイラストのデータ、電子書籍、音楽データ
イベント・予約オンラインイベントのチケット、セミナー参加権利、店舗への予約
メンバーシップオンラインサロンや教室の月会費、クラブの登録料
Take

これらの無形商品は、Squareオンラインチェックアウト機能を使えば、決済用リンクを作成してメールやSNSで簡単に共有・販売できます。

また、Square オンラインビジネスを利用して本格的なECサイトを構築することも可能です。

一部販売できない禁止商材もあるので注意が必要

Squareで無形商品を販売できるとはいえ、すべての商品が許可されているわけではありません

Squareの利用規約では、禁止されている商材やサービスが明確に定められています。

Take

これらに該当する商品を販売した場合、アカウントが停止されるリスクがあるため、事前に必ず確認が必要です。

特に注意が必要なのは、情報商材や一部のデジタルコンテンツ、占いなどのスピリチュアル関連サービス、投資や投機に関するものなどです。

これらの商材は、内容が不明確だったり、誤解を招く表現が使われやすいため、禁止となることがあります。

商品やサービスが規約に準拠しているか確認することが、安全にビジネスを運営する重要なポイントです。

Square(スクエア)で販売できる無形商品の具体例

Squareは、物理的な商品だけでなく、形のない「無形商品」の販売にも幅広く対応しています。

専門的知識やスキル、時間といった、在庫を持たない多種多様なサービスやコンテンツ決済に活用できます。

デジタルコンテンツのダウンロード販売

インターネットを通じてデータ形式で提供されるデジタルコンテンツは、Squareを利用してスムーズに販売できます。

Take

購入者は決済後すぐに商品を受け取れるため、顧客満足度の向上にも繋がります。

オンライン講座や教材PDF

自身の知識やノウハウを動画やPDF形式の教材として販売する際に、Squareの決済機能が役立ちます。

  • ビジネススキル向上のための動画講座
  • 資格取得を目指すための学習用PDFテキスト
  • 料理教室のレシピや手順をまとめた電子書籍
  • プログラミング学習者向けのチュートリアル動画

一度作成すれば継続的に収益を生み出す資産となり得ます。

写真やイラストデータ

クリエイターが制作した写真やイラストなどのデジタルアート作品も、無形商品として販売可能です。

  • ブログやウェブサイトで使用できる高解像度のストックフォト
  • SNSアイコンや配信用素材として利用できるイラストデータ
  • デザインプロジェクトに活用できるテンプレート素材(名刺、プレゼンテーション資料など)
  • 個人観賞用のデジタル写真集

ポートフォリオサイトに決済機能を組み込むことで、作品を収益に繋げることができます。

役務提供(サービス)の決済

個人のスキルや専門知識を活かした役務提供、つまりサービスの対価を受け取る際にもSquareは最適です。

Take

オンライン・オフラインを問わず、さまざまな専門サービスで活用されています。

事前決済を導入することで、予約の無断キャンセル防止にも効果的です。

コンサルティングやコーチング

専門的アドバイスを提供するビジネスは、セッション単位や月額顧問契約など柔軟な料金体系に対応できます。

  • 企業の課題解決を支援する経営コンサルティング
  • 個人のキャリアプランをサポートするキャリアコーチング
  • オンラインでの悩み相談やカウンセリングサービス
  • ウェブサイトの改善点を指導するWebコンサルティング

オンラインレッスンやセミナー

語学、フィットネス、音楽など、多岐にわたる分野のレッスンやセミナーの参加費決済に利用できます。

  • マンツーマン形式のオンライン英会話レッスン
  • 自宅で参加できるヨガやピラティスのグループレッスン
  • 資産運用やマーケティングに関するオンラインセミナー
  • 楽器の個人指導やボーカルトレーニング

Zoomなどのビデオ会議ツールと組み合わせることで、全国どこからでも集客が可能になります。

サブスクリプション(月額課金)サービス

近年需要が高まっているサブスクリプションモデルにも、Squareの継続課金機能で対応可能です。

サブスクリプションの例内容
オンラインサロン特定のテーマについて学び合うコミュニティの月額会費
コンテンツ定期配信限定記事や動画、メルマガなどを定期的に受け取れるサービスの月額料金
ソフトウェア利用料自社開発したツールやアプリケーションの月額ライセンス料
Take

毎月安定した収益を見込めるため、事業の安定化に大きく貢献します。

会員制サイトやオンラインサロン、コンテンツの定期配信などに適しています。

イベントチケットや予約販売

ライブやセミナー、ワークショップといったイベントの電子チケット販売も可能です。

  • 音楽ライブや演劇の電子チケット
  • アート展や展示会の入場券
  • 料理教室やハンドメイドワークショップの参加予約
  • オンラインイベントの視聴チケット

Square予約と連携すれば、予約受付から事前決済まで一元管理でき、当日の受付業務を大幅に軽減できます。

Square(スクエア)で販売できない無形商品の具体例

Squareでは多種多様な無形商品を販売できますが、一方で加盟店規約や特定商取引法に基づき、取り扱いが禁止されている商品やサービスも存在します。

科学的根拠に乏しく効果が保証できないサービス

Squareでは、科学的根拠に乏しく効果が保証できないサービスでは、利用ができません。

Take

特に、以下のようなサービスは注意が必要です。

  • 占いやスピリチュアル関連のサービス: 霊視、ヒーリング、エネルギーワーク、開運指導など、超自然的・非科学的な要素を含むサービス全般が禁止対象です。
  • 効果を断定するコンサルティング: 「絶対に儲かる」「必ず成功する」といった誇張表現を用いたコンサルティングや情報商材も、禁止事項に抵触します。

購入者が期待する効果を科学的に証明することが難しく、誤解やトラブルを生みやすいサービスは、Squareでの決済が認められていません。

金融商品や投機的なサービス

専門的な許可や登録が必要な金融関連のサービスや、投機性が高いと見なされる商材の販売は固く禁じられています。

  • 投資・投機に関する助言や情報販売: 株式投資、FX、暗号資産などに関する投資助言や、具体的な投資手法を教える情報商材の販売は禁止されています。
  • 換金性の高いポイントや独自通貨の発行: 現金や他の通貨と交換できるようなポイントや仮想通貨の発行・販売は、資金移動業にあたる可能性があるため認められていません。

これらは法律に抵触するリスクがあるため、決済サービス会社として厳しく制限しています。

特定商取引法で規制される販売方法

Squareは、消費者保護の観点から特定商取引法で規制されている一部の販売方法における決済利用を禁止しています。

特に、以下の形態での無形商品販売は規約違反となります。

  • 連鎖販売取引(マルチ商法): 他者を勧誘することで利益が得られるといった仕組みを持つビジネスモデルでの決済利用はできません。
  • 電話勧誘販売: 事業者側から電話をかけて勧誘し、商品やサービスを販売する方法での決済利用は禁止されています。
  • 特定継続的役務提供の一部: エステティックサロンや語学教室など、長期間にわたってサービスを提供し、かつ高額な契約は、Squareの決済を利用できない場合があります。

その他、利用規約で禁止されている商材

上記以外にも、Squareの利用規約で明確に禁止されている無形商品・サービスがあります。

Take

以下の表は、販売できない無形商品の具体例をまとめたものです。

カテゴリ具体的な禁止商材の例主な理由
科学的根拠が
不明確なもの
占い、霊視、ヒーリング、エネルギー調整、開運グッズ(効果を謳うもの)効果の客観的な証明が困難で、購入者とのトラブルリスクが高いため。
金融・投機関連投資助言、未公開株の情報、FX自動売買ツール、「誰でも儲かる」系の副業情報商材金融商品取引法などの法律に抵触する可能性や、高い投機性のため。
公序良俗に反するもの成人向けコンテンツ、著作権を侵害したデジタルコンテンツ(海賊版など)法律違反や社会倫理に反するため。
換金性の高いものギフトカード、プリペイドカード、商品券、金券類現金化(マネーロンダリング)に利用されるリスクがあるため。
その他探偵業、インターネットオークションへの出品代行業界の特性やトラブル発生率などを考慮し、規約で禁止されているため。

これらは社会通念上、またはカード会社の規則上、問題があると判断されるものが含まれます。

Square(スクエア)で無形商品を販売する4つの方法

Squareでは、デジタルコンテンツやオンラインサービスといった無形商品を販売するための多様な機能があります。

販売方法特徴
Squareオンライン
ビジネス
本格的なECサイトを無料で作成可能。
デザイン性が高く、複数商品一元管理できる。
Squareリンク決済商品ごとの決済リンクを簡単に作成。
SNSやメールに貼るだけで販売できる手軽さが魅力。
Square請求書顧客ごとに個別の請求書を作成・送信。
定期的な支払い(月謝など)にも対応。
Square予約予約受付とオンラインでの事前決済を連携。
予約管理と決済を効率化できる。

事業の形態や販売する商品の特性に応じて最適な方法を選択することで、スムーズなオンライン決済を実現できます。

SquareオンラインビジネスでECサイトを作成

Squareオンラインビジネスは、プログラミング知識がなくても本格的なサイトを無料作成できるサービスです。

複数のテンプレートからデザインを選び、ドラッグ&ドロップの直感的な操作で、ご自身のブランドイメージに合ったネットショップを構築できます。

この方法の最大のメリットは、複数の無形商品をカタログのように並べて販売できる点です。

Take

例えば、オンライン講座のコース一覧や、ダウンロード販売用のイラスト・写真データを整理して見せられます。

商品の登録や在庫管理も一元的に行えるため、本格的にオンラインでの商品展開を考えている方に最適です。

こんな方におすすめ

  • 複数のデジタルコンテンツやサービスを体系的に販売したい方
  • 独自のブランドイメージを反映させたネットショップを持ちたい事業者
  • ブログ機能などを活用して情報発信も行い、集客につなげたい方

Squareリンク決済で手軽に販売

Squareリンク決済は、商品やサービスごとに決済用のURL(リンク)を生成し、顧客に共有するだけで支払いを受け付けられる機能です。

ECサイトを構築する必要がなく、Squareのアカウントがあればすぐにでもオンライン販売を開始できる手軽さが大きな魅力です。

Take

作成した決済リンクは、ウェブサイトに貼り付けるだけでなく、SNS投稿、メルマガなど、さまざまな媒体で活用できます。

QRコードも生成できるため、オンラインイベント中の画面共有や、チラシなどの紙媒体からの決済にも対応可能です。

こんな方におすすめ

  • ウェブサイトを持たず、SNSやメールを中心に商品を販売している方
  • 単発のオンラインセミナーやイベントの参加費を素早く集めたい主催者
  • まずはコストをかけずにオンライン決済を試してみたい個人事業主

Square請求書で個別に対応

Square請求書は、特定の顧客に対して個別の請求書をオンラインで作成・送付できる機能です。

Take

請求書を受け取った顧客は、メールに記載されたリンクからクレジットカードで簡単に支払いを完了できます。

金額や内容が顧客ごとに異なるサービスを提供する際に非常に便利な方法です。

コンサルティングやデザイン制作など、事前に見積もりが必要な役務提供に適しています。

また、毎月決まった金額を請求する「定期送信」機能もあり、オンラインサロンの会費や習い事の月謝といったサブスクリプション型のサービスにも活用できます。

こんな方におすすめ

  • フリーランスのデザイナーやコンサルタントなど、クライアントワークを行う方
  • 月謝や年会費など、定期的な支払いが発生するサービスを運営している方
  • オーダーメイドの商品やサービスを提供しており、個別の見積もり・請求が必要な事業者

Square予約でサービスの予約と決済を連携

Square予約は、オンラインでの予約受付と事前決済をシームレスに連携できるシステムです。

顧客は予約サイトから空き状況を確認し、希望の時間枠を選んで予約すると同時に、クレジットカードでの事前決済までをオンラインで完結できます。

Take

この方法の利点は、予約管理と決済業務を一元化できることによる業務効率の向上と、事前決済による無断キャンセルの防止効果です。

オンラインレッスンやオンラインカウンセリングなど、時間枠を設けてサービスを提供するビジネスに最適です。

Googleカレンダーとの連携機能もあり、スケジュール管理も容易になります。

こんな方におすすめ

  • オンラインレッスンやセミナーなど、時間単位でサービスを提供している方
  • カウンセリングやコーチングのセッションを予約制で受け付けている専門家
  • 予約時の無断キャンセルを減らし、スムーズな運営を実現したい事業者

まとめ(Square(スクエア)なら無形商品でも販売できる)

Squareを使った無形商品の販売について、詳しく解説してきました。

この記事のまとめ
  • Squareは無形商品でも販売ができる。
  • 請求書やリンク決済など様々な販売方法がある。
  • 一部販売できない無形商品も存在する。
  • 販売可能な無形商品かよく確認が必要。
Take

Squareではデジタルコンテンツ、コンサルティングなどの役務提供、サブスクリプションまで、多岐にわたる無形商品の販売が可能です。

販売方法も、本格的なECサイトを構築できる「Squareオンラインビジネス」や、SNSやメールで手軽に決済リンクを送れる「Squareリンク決済」など、ビジネスモデルに合わせて最適な手段を選べます。

Squareは初期費用や月額固定費を抑えながら、無形商品ビジネスを始めるための強力なツールです。

ぜひこの機会に、あなたの無形商品販売をスタートさせましょう。

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