Square決済端末はどれが良い?店舗にあうおすすめの選び方を解説!

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Square(スクエア)決済端末には、リーダー・ターミナル・スタンド・レジスター4種類あります。

そこで、Squareを導入する際「どの決済端末にすればいいのか?」、「お店にはどの決済端末を選べばいいのか?」迷ってしまうでしょう。

この記事でわかること
  • カフェや個人店ならSquare ターミナルがおすすめ。
  • イベントや移動販売ならSquare リーダーやターミナルがおすすめ。
  • 本格的な店舗レジを求めるならSquare レジスターがおすすめ。
  • 飲食や美容院、小売店であればSquare スタンドがおすすめ。
Take

Square決済端末は4種類あり、それぞれの特徴、費用、使い勝手など、様々な違いがあります。

業種や店舗規模、費用など、様々なポイントを考慮し、お店にあった決済端末を選ぶ必要があります。

この記事では、それぞれの店舗に最適なSquare端末の選び方や特徴について、詳しく解説しています。

Contents

Square決済端末それぞれの主な特徴と機能

Square(スクエア)は、店舗や事業者向けに複数の決済端末があり、用途や業態に合わせた選択が可能です。

すべてのSquare決済端末を比較して一覧

すべてのSquare決済端末を比較し、一覧表にまとめてみました。

項目
Square リーダー

Square ターミナル

Square スタンド

Square レジスター
価格(税込)4,980円
(ICカード/タッチ対応)
39,980円29,980円
(iPad別売)
84,980円
スマホ・タブレット
の必要有無
必要不要必要不要
使い勝手シンプル・スマホ
と連携
オールインワンで直感的iPad操作に慣れていれば簡単初期設定は必要だが、レジ業務に最適化
持ち運び非常にコンパクト
(ポケットサイズ)
バッテリー内蔵で
持ち運び可能
据え置き型据え置き型
プリンター非搭載
(別途プリンター必要)
内蔵プリンター付き非搭載
(別途プリンター必要)
非搭載
(別途プリンター必要)
対応決済方法タッチ決済
ICカード
電子マネー
QRコード決済
タッチ決済
ICカード
磁気ストライプカード
電子マネー
QRコード
タッチ決済
ICカード
電子マネー
QRコード
タッチ決済
ICカード
電子マネー
QRコード
ネット接続スマホの
通信を利用
Wi-Fi
または​
イーサネット​
(別売りハブ経由)
Wi-Fi
(iPad経由)
Wi-FiまたはLAN
(安定)
おすすめ業態イベント
移動販売など
屋外イベント
小規模店舗
カフェなど
店舗レジ向け
美容室
飲食店
小売店など
本格的な店舗レジ
中〜大規模な
飲食・物販店

決済端末を選ぶ上で重要なのは「何を重視するのか?」ということになります。

上の表を確認し、お店にあったSquar決済端末がどれなのか、よく検討することが大切です。

Square リーダーの特徴と機能

Square リーダーは、もっとも手軽に導入できるコンパクトなキャッシュレス決済端末です。

Bluetoothでスマホやタブレットと接続し、クレジットカードやICカード、タッチ決済などに対応しています。

Take

ICチップ・タッチの2方式に対応し、コンパクトなサイズながら幅広い決済手段を利用できるのが特長です。

また、Square決済端末の中でも、Square リーダーはとてもリーズナブルな価格も魅力のひとつです。

ただ、Square リーダーは単体では使えず、スマホやタブレットとの連携が必要になります。

Square ターミナルの特徴と機能

Square ターミナルは、タッチスクリーン・レシートプリンター一体型のオールインワン決済端末です。

  • タッチパネルディスプレイを搭載。
  • タッチ決済・ICカード・磁気カード・電子マネー・QRコードすべて対応。
  • 本体内蔵レシートプリンター付き。
  • バッテリー搭載で充電して移動利用も可能。
Take

Wi-Fiや有線LANでネットワーク接続可能で、単体でクレジットカード、電子マネー、ICカード決済が完結します。

サインや暗証番号入力も端末内で対応し、QRコード決済などにも対応しています。

スタイリッシュなデザインで店頭カウンターだけでなく、持ち運んでテーブル会計にも活用できます。

Square スタンド(第2世代)の特徴と機能

Square スタンドは、対応iPadを装着すればPOSレジ端末として使える据え置き型の決済端末です。

  • iPadをセットするだけでレジ業務を始められる。
  • 専用の回転台座で対面表示も簡単。
  • 複数の決済手段に対応。
  • 店舗の導線に合わせて設置が容易。

iPadと連携しながら伝票や在庫管理、会計業務までワンストップで対応できます。

Take

また、周辺機器(レシートプリンター、バーコードリーダー、キャッシュドロア)との接続に優れ、カウンターベースの業種におすすめです。

Square スタンドの台座は回転式なので、お客様に回転させれば、お客様自身で決済を行ってもらえます。

Square レジスターの特徴と機能

Square レジスターは、フルスペックのPOS端末で、デュアルディスプレイ仕様の一体型レジシステムです。

  • デュアルディスプレイ(一体型POS端末+顧客用ディスプレイ)
  • 高い拡張性と安定した稼働
  • 主要キャッシュレス決済に標準対応
  • 周辺機器との連携が容易
Take

レジスター本体に加えて、お客様用ディスプレイも用意されており、会計内容を確認しながら決済ができます。

また、プリンターやキャッシュドロアと連携して、飲食や物販など本格的な店舗運営に適しています。

各決済端末とスマートフォン・タブレットの対応状況

各決済端末とスマートフォン・タブレットの対応状況を解説しておきましょう。

Square リーダーはiOS・Android対応

Square リーダーはiOS(iPhone/iPad)、Androidスマートフォン・タブレットに対応しています。

iOS端末は16.0以降、​​​​Android端末は7.0以降のバージョンに対応しています。

SSquare リーダーを導入する際は、接続するスマホやタブレットのOSを確認しておきましょう。

Square ターミナルとレジスターはスマホやタブレット不要

Square ターミナルとSquare レジスターは、端末単体で決済を受け付けることができます。

Take

Square リーダーやSquare スタンドとは違い、スマートフォンやタブレットが不要です。

スマホやタブレットを使わず、決済端末だけで完結したい場合は、Square ターミナルがおすすめです。

Square スタンドは対応するモデルのiPadが必要

Square スタンドは、iPad(指定モデル)のみ対応となっています。

Square スタンド対応iPad機種

  • USB-Cモデル

​iPad​(第10世代)、​iPad Air​(第4~第5世代)、​iPad Pro 11インチ​(第1~第4世代)

  • Lightningモデル

​iPad(第7~第9世代)、​iPad Air​(第3世代)、​iPad Pro 10.5インチ

iPadならどの機種でもいいわけではないので、Square スタンドを導入する際は注意が必要です。

以下の表は、すべてのSquare決済端末と対応OS/機器をまとめたものです。

端末名対応OS/機器

Square リーダー
iOS、Androidスマホ、
タブレット
(iOS端末16.0以降、​​​​Android端末7.0以降)

Square ターミナル
端末単体
(スマホ・タブレット不要)

Square スタンド
iPad
(指定モデル)

Square レジスター
端末単体
(スマホ・タブレット不要)
Take

このように、Square決済端末は、多様な店舗運営ニーズに応えるラインナップを揃えています。

端末ごとに特徴や機能が異なるため、導入する際は各端末の特性をしっかりと把握することが大切です。

Square決済端末を比較する際の4つのポイント

Square(スクエア)済端末には、それぞれ特徴や対応可能な決済方法、コスト面の違いがあります。

導入コスト・ランニングコスト

決済端末を導入する際、コストは店舗運営の重要な判断基準となります。

初期費用(端末価格)と月額や固定費をしっかり把握しておくことが大切です。

端末名初期費用(税込)月額料金決済手数料
(対面での決済)

Square リーダー
4,980円0円2.5 〜 3.25%

Square ターミナル
39,980円0円2.5 〜 3.25%

Square スタンド
29,980円
(iPad別売)
0円2.5 〜 3.25%

Square レジスター
84,980円0円2.5 〜 3.25%

※年間キャッシュレス決済額3,000万円未満で、​対面カード決済を​受け付けた​場合の決済手数料。

上記の条件以外の場合は、決済端末に関係なく、対面での決済手数料は3.25%です。

対応する決済方法とカードブランド

各決済端末によって、受付可能な​支払方法な支払い方法は同じです。

ただ、決済端末によっては、磁気ストライプのカードを受け付けることができません。

項目
Square リーダー

Square ターミナル

Square スタンド

Square レジスター
タッチ決済
ICカード
磁気ストライプ
カード
電子マネー
QRコード決済
Take

タッチ決済やICカードは、どの決済端末も対応しています。

ですが、磁気ストライプのカードについては、Square ターミナルだけしか対応していません

ただ、現在は磁気ストライプよりもICチップでの決済が主流なので、あまり問題はないでしょう。

操作性・持ち運びやすさ・バッテリー持続時間

店頭利用か、屋外利用によって、必要な操作性や携帯性は大きく異なります。

バッテリー駆動時間も重要です。

端末名操作スタイル持ち運び対応バッテリー
持続時間
サイズ・重量

Square リーダー
スマートフォン・
タブレット連携
(専用アプリ)
対応
(Bluetooth接続)
約8時間程度縦66mm
横66mm
高さ10mm

約56g

Square ターミナル
端末単体で
決済可能
対応
(Wi-Fi接続)
最大約1日
(終日使える
パワフルなバッテリー)
縦142.2mm
横86.4mm
高さ63.5mm

約417g

Square スタンド
iPad設置式・
据え置き
非対応
(持ち運び非推奨)
iPad依存
(iPadのバッテリーで
動作可能)

電源アダプター接続可
縦240mm
横319mm
奥行き197mm

スタンド
約2,013g

iPad

Square レジスター
据え置き型・
一体型POS
不可常時
電源アダプター接続
縦254mm
横317.5mm
奥行き127mm

レジスター:1.8kg

縦174mm
横174mm
高さ44mm

ディスプレイ:544g

操作性や持ち運びのしやすさについては、実際の運用シーンをイメージして選ぶのがおすすめです。

POSレジやプリンターとの連携の有無

POSレジ機能やレシートプリンター、キャッシュドロワーとの連携可否は複数端末で差が生じます。

端末名POSレジ機能プリンター連携キャッシュ
ドロワー連携

Square リーダー
Square POS
アプリ利用時

(Bluetooth・有線接続)

Square ターミナル
端末内蔵
(POSアプリ付属)
内蔵
(要専用ケーブル)

Square スタンド
iPad専用POSアプリ
(外部接続)

Square レジスター
内蔵内蔵

これらの拡張性は、店舗の規模や販売スタイルによって重要な比較ポイントです。

Square決済端末で迷った時のおすすめな選び方

Square(スクエア)決済端末で迷った時のおすすめな選び方について、解説していきましょう。

小規模店舗・カフェ・個人経営店向け

小規模店舗や個人経営の雑貨店・カフェなどでは、シンプルな運用とコストパフォーマンスが重視されます。

そのため、初期投資を抑えながら主要なキャッシュレス決済に対応できる決済端末が非常におすすめです。

店舗タイプおすすめ端末主な理由
カフェ・個人店
Square リーダー
省スペース
低コスト
基本決済対応

Square ターミナル
プリンター内蔵
コレ1台で決済完結
小型小売店
Square スタンド
POSレジ

決済端末として使える

Square リーダーはコンパクトで、スマートフォンやタブレットと簡単に連携できます。

また、Square ターミナルもコンパクトで、レシートプリンター内蔵オールインワン端末です。

Take

Square ターミナルは単体で利用できるので、スマートフォンやタブレットがいりません。

Square リーダーやターミナルは、スペースを取らず、カウンター設置が容易です。

また、Square スタンドはiPadとの連携利用でき、POSレジ機能もあるので業務を効率化できます。

飲食店・レストラン・テイクアウト専門店向け

飲食店やレストラン、テイクアウト専門店では、オーダー効率と回転率が求められます。

レシートプリンター内蔵やタッチ決済、レジとの連携が可能な決済端末が最適です。

業態おすすめ端末主な理由
飲食店・レストラン
Square ターミナル
プリンター内蔵
コレ1台で決済完結
テイクアウト店
Square レジスター
大型店舗やチェーン展開
に対応できる高機能な端末
(据え置きタイプ)
Take

Square ターミナルは持ち運び可能で、店内どこでも決済ができるため業務効率が大幅に向上します。

また、Square レジスターは、大型店舗やチェーン展開にも対応できる高機能な端末です。

専門性が高くサポート面も重視されており、安心してキャッシュレス決済を導入できるでしょう。

イベント・移動販売・フリマ向け

キッチンカーやイベント、ポップアップストア、フリーマーケットなど移動型業態にはSquare リーダーやバッテリー持続時間が長いSquare ターミナルが適しています。

業態おすすめ端末主な理由
イベント・移動販売
Square リーダー
スマホ連携
軽量で持ち運びやすい
簡単設定で低コスト
フリーマーケット
屋外イベント
Square ターミナル
長時間バッテリー
オールインワン

ワイヤレスで利用でき、スマートフォンと組み合わせてどこでもキャッシュレス決済が導入できます。

Take

また、屋外での運用が多い業種では、コンパクトで耐久性のある端末選択が重要です。

なので、イベント・移動販売・フリマであれば、端末1台で完結できるSquare ターミナルがおすすめです。

美容室・サロン・予約制店舗向け

美容室やサロン、治療院など予約制店舗には、会計時のスマートな決済対応や顧客管理が求められます。

業態おすすめ端末主な理由
美容室・サロン
Square スタンド
予約管理
顧客データ連携
整体院・クリニック
Square ターミナル
据え置き、持ち運び
どちらでも使える

Square スタンド
スマートな会計で
据え置き
Take

Square スタンドは、iPad連携でPOSレジと決済端末を一体化でき、顧客管理や予約情報との連動がスムーズに行えます。

また、Square ターミナルは、カウンター決済・席決済どちらにも対応できるため、とても利便性が高いです。

サービス業にとっては、操作性と雰囲気に合うデザイン性も選定ポイントになるでしょう。

Square決済端末を選ぶ際に注意するポイント

Square(スクエア)決済端末の導入に際して、スムーズな運用を実現するためにはいくつかの注意点があります。

対応する端末・OSの確認

Squareアプリの推奨環境かどうか、スマートフォン・タブレットのOSバージョンをチェックしましょう。

Take

古い端末やOSだと、一部機能が使えない場合があります。

また、セキュリティや機能アップデートのため、アプリや端末のソフトウェアを最新に保つことが大切です。

決済端末利用時のインターネット環境の整備

Square決済端末は、どれでもインターネット接続が必須です。

Wi-Fiやモバイル回線の安定性を確認し、通信障害時のバックアップ手段も検討しましょう。

レシートプリンターや周辺機器との連携

レシート印刷やバーコード読み取り等を行う場合、対応プリンターや周辺機器の準備が必要です。

Take

Square公式ページには、対応する周辺機器が掲載されているので、決済端末にあうものを選びましょう。

上記ポイントを押さえ、事前準備をしっかり行えば、Square端末を安心・円滑に運用できます。

まとめ(Square決済端末でおすすめなのはターミナル)

Square(スクエア)決済端末それぞれの特徴や選び方について、解説してきました。

Square決済端末は、Square リーダー、Square ターミナル、Square スタンド、Square レジスターの4種類があり、それぞれ機能やコストの違いがあります。

この記事のまとめ
  • カフェや個人店であればSquare ターミナルがおすすめ。
  • イベント、移動販売などはSquare リーダーかターミナルがおすすめ。
  • 本格的なレジ機能を求めるならSquare レジスターがおすすめ。
  • 飲食や小売店などであればSquare スタンドがおすすめ。
Take

Square 決済端末を選ぶには、店舗の規模や業種、導入予算に合わせて最適な端末を選ぶことが重要です。

現在の店舗にあう端末を選ぶのはもちろんですが、今後の店舗拡大なども視野に入れて選ぶといいでしょう。

Squareは、クレジットカードや電子マネーなど幅広い決済手段に対応しています。

なので、初めてキャッシュレス決済だとしても、Squareなら安心して導入できます。

この機会に、Squareでキャッシュレス決済を導入し、売上アップや業務効率化を目指しましょう。

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