Square リーダーとターミナルの違いは?どっちが迷った時の選び方を解説!

当ページのリンクには広告が含まれています。

Square(スクエア)には、店舗によって最適な決済端末が選べるように種類が豊富にあります。

そこで、Square 導入において「Square リーダーとターミナルどちらを選ぶべきか?」、「店舗にとってSquare リーダーとターミナルどっちが最適なのか?」迷うところですよね。

この記事でわかること
  • 端末1台で完結させたいならSquare ターミナルがおすすめ。
  • 屋外で使うのがメインなら持ち運びやすいSquare リーダーがおすすめ。
  • スマホやタブレットがあればSquare リーダーが導入費用が安く済む。
  • 端末代金はSquare ターミナルが高いが総合的に安く済む可能性もある。
Take

Square リーダーは、コンパクトサイズで持ち運びやすいですが、スマホやタブレットとの連携が必要です。

Square ターミナルは、単体で決済からレシート印刷までできるので、オールインワン端末として人気です。

ただ、高性能なSquare ターミナルは、リーダーよりも価格が高いので、初期費用が多くかかります。

ですが、Square リーダーでも、接続するスマホやタブレットがなければ、準備しなければいけません。

個人的には、値段が多少高くても、1台ですべての作業が行えるSquare ターミナルがおすすめです。

Contents

Square リーダーとSquare ターミナルそれぞれの特徴を比較

Square(スクエア)リーダーとターミナルそれぞれの特徴を比較し、違いを解説していきます。

ハードウェアスペックの概要

Square リーダーとSquare ターミナルは、ハードウェア構成や使い勝手に大きな違いがあります。

Square リーダーは、スマホもしくはタブレッを接続して使うコンパクトなカードリーダーです。

一方、Square ターミナルは、単体で動作するオールインワン決済端末でタッチディスプレイを備えています。

項目
Square リーダー

Square ターミナル
本体サイズ縦66mm
横66mm
高さ10mm

約56g
縦142.2mm
横86.4mm
高さ63.5mm

約417g
ディスプレイなし
(スマホ・タブレットで操作)
タッチスクリーン搭載
独立動作不可
(スマホやタブレット必須)
可能
(単体で決済・管理ができる)
接続方法Bluetooth
(スマホ・タブレットで通信)
Wi-Fi
Take

Square リーダーは、コンパクトサイズですが、スマホやタブレットが必要な分、ある程度のスペースが必要になります。

設置スペースやモバイル性、独立性などが大きく異なっており、現場スタイルに合わせた選択が重要です。

レシートプリンターとバッテリーの充電方法

Square リーダーにはレシートプリンターやディスプレイはなく、すべての操作やレシートの送付は接続したスマホやタブレットで行います。

一方、Square ターミナルはレシートプリンター内蔵で、決済後すぐに紙のレシート発行できます。

項目
Square リーダー

Square ターミナル
内蔵プリンターなし
(外付けプリンター)
あり
(レシートプリンター内蔵)
レシートの発行方法メール・SMSの
電子レシート
レシートを紙で発行
(メール・SMSの
電子レシート)
バッテリーバッテリー式、
​​電源でも​​使用可能
バッテリー
または​電源
充電方法USB-CケーブルUSB-C
(専用ドック・ACアダプター)

レシート発行の要否や1日に想定する利用件数、内蔵プリンターの有無を重視することが大切です。

Take

どちらの決済端末でも、電子レシートを発行できるので、プリンターがなくても問題はありません。

ただ、お客様が紙のレシートを求められることが多い場合は、Square ターミナルがおすすめです。

Square リーダーとSquare ターミナルの決済ブランドと追加機能の違い

Square(スクエア)リーダーとターミナルの決済ブランドと追加機能の違いを解説していきましょう。

クレジットカードや電子マネーなど対応状況

Squareは、決済端末に関係なく、どちらも主要なカードブランドや電子マネー決済に対応しています。

ですが、Square リーダーとターミナルで、利用できるクレジットカードタイプに一部違いがあります。

項目
Square リーダー

Square ターミナル
決済ブランドVisa / Mastercard / American Express / JCB / Diners Club / Discover
タッチ決済
Apple Pay
Google Pay
ICカード
(Suica、PASMOなど)
磁気ストライプ
カード
電子マネー
(iD / QUICPay)
QRコード決済
(PayPay、d払いなど)
銀聯カード
(UnionPay)
Take

両端末ともクレジットカードの主要ブランド、交通系ICカード、電子マネー、Apple Pay/Google Payに対応しています。

ただ、磁気ストライプのカードは、Square ターミナルでしか支払いができません。

最近では、ICチップが主流ですが、全てのカードタイプに対応するならSquare ターミナルがおすすめです。

レシート発行やPOS連携など業務機能

Square リーダーとターミナルでは、業務での使い勝手を左右する追加機能も異なります。

特に、レシート発行方法やPOSの連携機能、独立動作できるか否かが、重要なポイントとなっています。


Square リーダー

Square ターミナル
レシート発行外付けレシート
プリンターが必要
本体内蔵
プリンターで発行可能
POSアプリ連携スマホやタブレットに
専用アプリを
インストールして利用
端末単体でアプリ・
POS管理が可能
単体動作スマートフォン、
タブレットが必須
端末のみで決済・
POS利用が可能
売上/顧客管理機能Square POSアプリ
経由で利用可能
Square ターミナル
本体で完結
サイン対応顧客にスマホ/タブレット
画面でサイン入力
端末画面
でサイン入力

Square ターミナルは、レシートプリンター内蔵・単体動作・サイン入力・商品登録など1台で完結できます。

Take

決済端末にレジ機能も求める場合やスマートな運用を重視する店舗に、Square ターミナルは適しています。

一方、Square リーダーは、より小型かつシンプルな設計で、持ち運びやすく必要最小限の機能で決済が完了します。

また、どちらもSquare POSアプリや在庫管理、売上分析など幅広い業務管理ツールと連携可能です。

Square リーダーとターミナルを導入する際のコスト

Square(スクエア)リーダーとターミナルを導入する際のコストについて、解説していきましょう。

端末価格とアクセサリー費用

Square リーダーとターミナルだと、導入時に必要となる初期費用には大きな差があります。

Square リーダーは最も手軽に導入できる決済端末で、公式オンラインストアで4,980円(税込)です。

一方、Square ターミナルは、レシートプリンター内蔵など高機能なので、39,980円(税込)と高めです。


Square リーダー

Square ターミナル
端末価格
(税込)
4,980円39,980円
主な付属・
必要アクセサリー
スマホ・タブレット(必須)
レシートプリンター(任意)
基本的に追加不要

また、それぞれの決済端末において、周辺アクセサリーの費用についても確認しておく必要があります。

Take

Square リーダーは、スマホやタブレット、レシートプリンターなど別途必要になるため、初期投資は利用スタイルにより増減します。

ですが、Square ターミナルは、これらすべてが一体化しているため、追加購入は基本不要です。

初期費用を抑えるキャンペーン情報

Squareでは、端末本体を割引価格で提供するキャンペーンが実施されることがあります。

Square リーダーやターミナルは、割引価格で提供された実績があるため、コストを抑えたい場合はキャンペーン情報をチェックすることが重要です。

Square リーダーとSquare ターミナルのどちらかを選ぶ方法

Square(スクエア)リーダーとSquare ターミナルは特徴が異なるため、業種や運用方法で選択肢が異なります。

店舗タイプ別のおすすめ端末

それぞれの店舗タイプごとに、最も適した端末のおすすめとポイントを詳しく解説します。

飲食店やキッチンカー向け

飲食店やキッチンカーなどでは、「省スペース性能」、「モバイル運用」、「レシート発行の利便性」が重要です。

Take

Square ターミナルはレシートプリンターが内蔵されており、バッテリーを搭載しているため、場所を選ばず持ち運んで使用できます。

業種推奨端末主な理由
イートイン飲食店
Square ターミナル
レシート即時発行、据え置きも移動も
両方対応、会計効率化
キッチンカー
移動販売
バッテリー内蔵・どこでも決済、
レシート提供も標準
テイクアウトのみ
の店舗
省スペース、見やすいタッチパネル

そのため、行列のできるフードトラックや屋台、店内外でレジを移動させる必要のある飲食業態に特におすすめです。

小売やイベント販売向け

小売店やポップアップストア、イベント会場などでは「在庫管理」、「POS連携」、「コンパクト」が重要です。

Take

Square リーダーはスマホやタブレットと連携して使うため、持ち運びしやすく短期間イベントにも適しています。

業種推奨端末主な理由
小売店舗
(アパレル・雑貨など)

Square リーダー
タブレットPOS連携、
導入コスト低減
百貨店内テナント狭いカウンターでも設置可能、
持ち運び簡単
イベント・
ポップアップストア
モバイル端末との連携で
出展準備がシンプル

また、周辺機器との組み合わせでPOSレジ環境を柔軟に構築できる点も強みです。

美容院やサロン、エステ向け

美容院、理容院、ネイルサロンなどは、「受付や予約管理」、「スマートな決済環境」が求められます。

業種推奨端末主な理由
美容室・理容室
Square ターミナル
省スペース、電源が近い
受付カウンターに最適、
即時レシート発行可能
ネイルサロン・エステ
Square リーダー
ポータブル、各個室で直接決済可、
複数端末利用に柔軟
Take

Square ターミナルは単体で動作し、レシートプリンター付きなので、カウンターの省スペース化や受付業務の簡略化ができます。

また、Square リーダーは接客場所で決済したい(各席での会計など)場合に柔軟に使える利点があります。

どっちにすれば良いか迷った時の選び方

どっちにすれば良いか迷った時の選び方についても紹介しておきましょう。

重視ポイント別フローチャート

Square リーダーとSquare ターミナルどちらか悩んだ場合、用途や事業形態に合わせて選ぶことが重要です。

以下のフローチャートで、ご自身に最適な端末をチェックしましょう。

質問YESの場合NOの場合
レシートプリンター
機能が必要ですか?

Square ターミナル

Square リーダー
スマートフォンやタブレット
と連携して使うことに
抵抗はありませんか?

Square リーダー

Square ターミナル
持ち運びやすさを
重視しますか?

Square リーダー

Square ターミナル
設置型ではなく、
イベントや屋外販売での
利用がメインですか?

Square リーダー

Square ターミナル
端末コストをできるだけ
抑えたいですか?

Square リーダー

Square ターミナル
POSレジ一体型で、
操作性を重視しますか?

Square ターミナル

Square リーダー

ちなみみ、上の表で色がついている場所は、質問に対して私が選んだ回答です。

Take

Square リーダー2に対して、Square ターミナル4つなので、Square ターミナルの方が向いてるということです。

あくまで参考程度ですが、どっちか迷ってしまった方は、上のフローチャートを参考にしてみましょう。

導入前に確認したいチェックリスト

Square リーダーとターミナルで迷った際、必ずチェックしたいポイントをリスト化しました。

導入前のチェックリスト

  • 紙のレシート発行は必須なのか?
  • 端末のバッテリー持続時間や店舗の運用スタイルに合っているか?
  • 設置場所(カウンター固定 or モバイル運用)に適しているか?
  • POSレジ連携や商品登録など周辺機能が必要か?
  • 予算(初期費用・ランニングコスト)は適正か?
  • インターネット接続環境は安定しているか?

店舗に必要な機能や運用イメージと照らし合わせて、最適な決済端末を選びましょう。

Square リーダーとSquare ターミナルの違いでよくある質問

Square(スクエア)リーダーとSquare ターミナルの違いで、よくある質問を解説していきましょう。

レシートプリンタを後付けできるのか?

Square リーダーにはレシートプリンタが搭載されていません。

ですが、BluetoothやUSB接続で、外付けプリンタを利用することが可能です。

Take

ただ、対応するプリンタ機種は限られているため、Square公式が推奨するプリンタを選ぶ必要があります。

一方、Square ターミナルはレシートプリンタが本体に内蔵されているので、追加購入の必要はありません。

端末名レシートプリンタの仕様外付けプリンタ対応

Square リーダー
なしBluetooth/USBで接続
(対応機種のみ)

Square ターミナル
内蔵必要なし
(内蔵プリンタを使用)

オフライン環境での利用可否

Square リーダーおよびSquare ターミナルはいずれもオンライン環境での利用が基本です。

ですが、Squareには「オフラインモード」があり、Square リーダーとターミナルどちらも使えます。

オフラインモードでは、磁気ストライプ式カードを利用した決済のみ対応しています。

また、オフライン決済後、24時間以内にインターネット接続して処理しないと、無効になります。

Take

電波の届きにくい場所でも、一時的に決済を保存し、インターネット接続回復後に決済データを送信することができます。

ICチップやタッチ決済(NFC)、電子マネー、QRコード決済には対応してないので、注意しましょう。

分割払いと交通系IC対応の詳細

Square リーダーとターミナルは、主要ブランドのクレジットカード(一括払い)や電子マネー(Suica・PASMO など交通系ICカード)、QUICPay、iDなどに対応しています。

Take

しかし、分割払い・リボ払いへの対応可否には違いがあります。

クレジットカードの分割払いやボーナス払いは、どちらの端末を使っても「一括払い」しかできません。

決済方法
Square リーダー

Square ターミナル
分割払い非対応
(カード会社で後日切替は可能)
非対応
(カード会社で後日切替は可能)
リボ払い非対応
(カード会社で後日切替は可能)
非対応
(カード会社で後日切替は可能)

ただ、お客様が後日、カード会社に申し込むことで契約内容変更(分割やリボ払い)への切り替えが可能です。

まとめ(Square リーダーとターミナルの違いと選び方)

Square(スクエア)リーダーとSquare ターミナルの違いについて、解説してきました。

この記事でわかること
  • 端末1台ですべて完結させたいならSquare ターミナルがおすすめ。
  • 屋外メインで使うならスマホとSquare リーダーがおすすめ。
  • 既存のスマホやタブレットを使うならSquare リーダーの導入費用が安い。
  • 1から全部準備するならSquare ターミナルの方が総合的に安い可能性もある。
Take

手軽さやコスト重視ならSquare リーダー、レシート印刷や一体型運用ならSquare ターミナルがおすすめです。

ただ、スマホやタブレットと連携するSquare リーダーは、トラブルの時に原因が分かりにくいです。

スマホやタブレット、Square リーダー、インターネット環境、どれが悪いのか判断が難しいでしょう。

なので、個人的には、端末かネット環境で判断できるSquare ターミナルがおすすめですね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
Contents